約 1,686,627 件
https://w.atwiki.jp/dc_ds/pages/148.html
能力値 用語定義 計算式状態異常 負傷状態 レベルアップと能力値成長 能力値 各能力値の主な影響箇所。姫耀〔PRI〕:攻撃力のベース 強靱〔VIT〕:物理防御力のベース、最大HP、状態異常(身体)抵抗 敏捷〔AGI〕:イニシアティブ、チェイス発生、封じ抵抗 知恵〔INT〕:魔法防御力のベース、状態異常(精神)抵抗、罠解除系? 加護〔DIV〕:状態異常・封じの成功、状態異常・封じからの回復 詳細な説明は、以下。 +... 姫耀〔PRI〕 [姫耀]は物理or魔法を問わず、あらゆる攻撃の威力に影響する能力値です。最大5人までで構成できる部隊(=パーティ)の中で、高い方から上位3人の[姫耀]の平均値が部隊内の各員が実行する攻撃威力として影響します。逆に言えば、部隊内で2人までなら[姫耀]が低いキャラが居ても特に問題ありませんし、上位3人の[姫耀]が高ければ、そこに混じった[姫耀]が低いキャラクターも高い攻撃力を発揮できます。 強靱〔VIT〕 [強靱]はタフネスの高さを示し、敵の攻撃にどれだけ耐えられるかの指標となります。[強靱]の値は、キャラクターの最大HPにそのまま加算されます。部隊内で上位3人の[強靱]の平均値が、部隊全体の「物理」防御力として影響します。身体依存の状態異常(毒・麻痺・スタン・即死など)は、部隊各員の[強靱]で抵抗判定を行います。 敏捷〔AGI〕 [敏捷]は行動の機敏さと正確さに影響する能力値です。各戦闘ターンに振る、キャラクター毎のイニシアティブダイスの最大出目に影響します。敵より先に行動しなければ、有効性を充分に発揮できないスキルは案外多いです。仲間が行う特定の行動に対する、チェイス(追撃)の発生確率に影響します。 「封じ」の抵抗判定は、部隊各員の[敏捷]で抵抗判定を行います。前衛系キャラが「腕封じ」を貰ったり、後衛系キャラが「頭封じ」を貰うと、大抵は暫く役立たずの置物になります。 知恵〔INT〕 [知恵]は知識の高さ、頭の回転の速さ、判断力などを総合的に示す能力値です。部隊内で上位3人の[知恵]の平均値が、部隊全体の「魔法」防御力として影響します。精神依存の状態異常(睡眠・混乱・魅了など)は、部隊各員の[知恵]で抵抗判定を行います。また、一部の魔法や特殊効果の中には[知恵]で抵抗判定を行えるものがあります。他にも、ダンジョン内での知恵・知識が要求される場面などで必要になることがあります。 加護〔DIV〕 [加護]は運の良さを示し、キャラクターが超常的な力をいかに有しているかを示す能力値です。敵に身体・精神の「状態異常」、及び「封じ」を発生させるアクションを行う時にはその行動キャラクターの[加護]が高いほど成功しやすくなります。身体・精神の「状態異常」や「封じ」を受けている時、ターン終了時に自然回復する確率に影響します。(*自然回復の判定は、状態異常や封じを受けたそのターンの終了時にも発生します)リアルラックには影響しません。 用語定義 部隊姫耀 パーティー上位3名の姫耀の平均値(切捨)。強靱、敏捷、智恵、加護についても同様。 (物理/魔法)防御合計 (物理/魔法)防御力のパーティー5名の合計値。防御力は防具に設定されている。 計算式 1から提示されたものではないため、間違っている可能性がある。未確定項目については、【?】を併記。 26日目に戦闘システムが大幅変更され、それに準ずる。 最大HP = レベル + 強靱 + α(スキル・装備など)探索中に強靱が増加しても、最大HPは固定のまま。 初期カルマ = 1d6 + 部隊カルマ + α(スキルなど) イニシアティブ = 2d[敏捷] + α(スキル・装備など)各Tごとにふり、行動順は大きい方から。同値の場合、味方隊列順 > 敵隊列順。 戦闘中に敏捷が増減した場合、次Tから反映される。 与ダメージ = (メイン/サブ)攻撃 ー 敵防御メイン攻撃 = カード▲ + 3d[部隊姫耀] + 武器メイン攻撃値 + スキル威力 サブ攻撃 = カード▲ + 1d[部隊姫耀] + 武器サブ攻撃値 + スキル威力 敵防御 = カード▽ + 基本防御値 + 2d[(強靱+智恵)÷2(切捨)] 弱点をついた場合、与ダメージが2倍される。 被ダメージ = 敵攻撃 ー (物理/魔法)防御物理防御 = カード▽ + 物理防御合計 + 2d[部隊強靱] 魔法防御 = カード▽ + 魔法防御合計 + 2d[部隊智恵] 敵攻撃 = カード▲ + 基本攻撃値 + 3d[姫耀] 状態異常:異常付与 ≧ 異常抵抗(身体/精神) 封じ:封じ付与 ≧ 封じ耐性異常付与 = カード▲ + 2d[部隊加護] + スキル威力 封じ付与 = カード▲ + 2d[部隊加護] + スキル威力 異常抵抗(身体) = カード▽ + 2d[強靱] + 風紋戦術 + α(装備など) 異常抵抗(精神) = カード▽ + 2d[智恵] + 風紋戦術 + α(装備など) 封じ耐性 = カード▽ + 2d[敏捷] + 風紋戦術 + α(装備など)【?】 敵異常付与 = カード▲ + 2d[加護] 敵封じ付与 = カード▲ + 2d[加護] 【?】 敵異常抵抗(身体) = カード▽ + 2d[強靱] 敵異常抵抗(精神) = カード▽ + 2d[智恵] 敵封じ耐性 = カード▽ + 2d[敏捷] 同値の場合は付与。 (状態異常/封じ)回復確率 = 加護 × 2 + 10 (%)【たぶん】 状態異常 状態異常は一定確率で回復。また、戦闘以降には引き継がれない。 状態異常を受けた場合(被)と、与えた場合(与)で効果処理が違うと考えられるが、詳細は不明。 名称 分類 被/与 効果 拘束 身体 被 行動不能(行動案を提示できない)。 バーサク 精神 被 行動案の1番上のメイン行動◆が、強制的に提案・採用される。複数人の場合は、イニシアティブ高い方を優先? 暗闇 身体 与 50%で攻撃が命中失敗。 即死 身体 与 即死。 スタン 身体 麻痺 身体 混乱 精神 魅了 精神 負傷状態 HPが0以下になると負傷状態となる。最大HPが0の場合、探索開始時点から常に負傷状態。 行動案が1d10の判定となり、出目が⑦~⑩の場合、何も行動を提案しない。 戦闘中・戦闘後にHPが回復されると、即座に負傷状態から回復される。 全員が負傷状態で、全滅となる。 レベルアップと能力値成長 零神の討伐・攻略成功で経験値が得られる(キョン子以外)。5人PTの場合、キョン子を除いた4人で経験値を等分に分配(切上)する。 零神のレベル < 部隊メンバーのレベル合計(キョン子除) の場合、経験値は得られない。 経験値が規定量に達するとレベルアップする(探索翌日に自動処理)。レベルアップに伴って、低確率で能力値が成長する。 またキョン子との夜伽で、能力値成長確率が増加し、低確率で能力値が成長する。 キョン子は、経験値代わりに「実績」を得ることがあり、礼拝堂で消費することでレベルが上がる。レベルアップ1点につき、任意の能力値が1点成長する(上限アリ)。 同様に、レベルアップ分のスキルポイントも得られる。ポイントを消費することで、新規スキルの修得や、既存スキルのランクを上げられる。 未消費のポイントは、次回レベルアップ時まで持ち越される。 キョン子の能力値成長に伴い、確率で従姫の同能力値も成長することがある。 従姫は「調教」成功で、能力値の成長・スキルポイントが獲得される。キョン子同様にポイントの消費で、新規スキルの修得・既存スキルのランクアップが可能。
https://w.atwiki.jp/makarunote3/pages/387.html
《輝竜の騎士サーヘラ》 (きりゅうのきし サーヘラ) 基本情報 ② 輝竜の騎士サーヘラ 火属性/ゴールド 基礎パワー:8000(Lv1) インヴォークスキル・(なし) エヴォークスキル・ジャッジ:火属性の味方すべてに+x。(xはお互いの空きエリアの数×2000) 同一スキルカード:《星見 純那》 特徴 竜の紋章が描かれた大盾を構える女剣士。 《星見 純那》をモチーフとする同一スキルカード。 その他 ▶︎フレーバーテキスト 我が契約者よ。私の盾は、あなたの信念。あなたが諦めない限り、どれだけ傷つこうとも、私の盾は砕けず、私もまた倒れません。信じてください、あなたの勝利を! ▶︎イラスト:あおじ 【→カード一覧へ戻る】 【→トップページへ戻る】
https://w.atwiki.jp/majicaa/pages/2202.html
____ /=ニ\⌒\ } r芹 } } ___ 〈 __ } }/\\ ノ}´____// //⌒} \ {\ノ⌒ニニ´ /{___/}\___\ /⌒\\__/⌒-// {⌒V∧ . //⌒},ノ///(ヒ){(リ)}/⌒\乂_,ノ/∧ / {__.ノ/// ̄]ノ//ヒ}\ -} \/∧ . /⌒⌒ニ//_/{/ 人リ\n(∧ }/ / /][//三二ニ=-∨/__//∧/ . / ///_____{ ∨ ////〉 /. /({_}リ)_}{_}ニ{_____}]h ]___{ . / ____/=ニ// }'⌒\_/}{_(_∧\-/\) __厂) //(l{ }ニ}_{_ノ\{(こ\/}{ V∧//⌒{ }ニ( . {(__]{ }ニ} | { \___ノ[/}{ {ニ}\/⌒V/./⌒ { / } {ニ} | { \//}{h ⌒} {ニニィ}_/ 人 /.} {_,/ -| { {(リ)} -} )==イ } }_}V } |∧ `¨´ } {/ )__ノ \ -} |/∧ }///(_ . \ } |//∧ }//ニ/ ∨ /|///∧ -}/ニ/ Knight of the Reliquary / 聖遺の騎士 (1)(緑)(白) クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight) 聖遺の騎士は、あなたの墓地にある土地カード1枚につき+1/+1の修整を受ける。 (T),森(Forest)か平地(Plains)を1つ生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから土地カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、あなたのライブラリーを切り直す。 2/2 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/9480.html
ダイの大冒険 漫画【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する種族…というべきだろうか。 世界のバランスを崩すものが現れた時にそれを征伐し、バランスを保つ役目を負った最強の戦士。 「ドラゴンのきし」と読む。 普段は人間と変わらない姿をしているが、その戦闘能力は人間とは比べ物にならない。 額に「竜の紋章」と呼ばれる紋章が浮かび上がるとその戦闘力はさらに跳ね上がり、全身が「竜闘気(ドラゴニックオーラ)」で覆われる。 竜闘気は物理的にも魔法的にも高い防御力を誇り、生半可な攻撃は全て弾いてしまう他、竜闘気を収束させて「紋章閃」としてそのまま放つだけで山に大きな穴を開けるほどの破壊力も持つ。 ただその高すぎる破壊力ゆえに、竜の騎士が全力で戦う事に耐えられる武器は殆ど存在せず、神々の世界の金属【オリハルコン】で作られた武器だけがそれに耐え得る。 そのため、竜の騎士には紋章と共にオリハルコン製の剣・【真魔剛竜剣】が受け継がれている。 さらに、竜・魔族・人間の3つの力を併せ持つ「竜魔人」の形態に変身することが可能。 竜の翼やウロコを持つ半竜半人の姿となり、戦闘能力がさらに増強される。 バランは左目につけているアクセサリ「竜の牙(ドラゴン・ファング)」を握り締めて天高く掲げ、そこに落雷を受けることで変身していたが、これが歴代の全ての竜の騎士共通の変身方法なのかは不明。 他にも、武器に魔法を纏わせて攻撃する「魔法剣」を唯一可能にするなど、特殊能力は多い。 彼らは人間ではなく、聖母竜(マザードラゴン)によって生み出される生命体。 聖母竜は何処かへとその子を産み落とし、その地の人間はそれを神の子として育て上げる。 その殆どは戦いの中で命を落とすため、歴代の竜の騎士それぞれに血の繋がりなどがあるのかは不明だが、 命を落とし使命を終えた竜の騎士は聖母竜によって新たなる生命へと受け継がれ、聖母竜は再び竜の騎士を産み落とす。 こうして竜の紋章に戦闘の経験などが蓄積されていき、その紋章を引き継いで生まれるため、代が進めば進むほど、生まれながらにして最初から戦闘のプロとも言うべき経験値を持つ。 こうした戦闘経験の蓄積は、俗に【闘いの遺伝子】と呼ばれる。 【バラン】 正当な竜の騎士。 真魔剛竜剣を持ち、竜魔人形態への変身が可能。 年齢のためか竜の騎士としての純度のためか、剣技・魔法の両方においてダイより大きく優れている。 魔法では上級電撃呪文の【ギガデイン】を使いこなし、ダイには不可能な剣による繊細なピンポイント攻撃をも可能にする。 能力などは歴代の竜の騎士と変わりがなく、例外足り得る存在ではないが、戦いで死なずに子をもうけたという点では彼も十分例外。 【ダイ】 バランの息子であり、人間と竜の騎士のハーフ。 純粋な竜の騎士ではないために、バランを含めた歴代の竜の騎士とはかなり異なる。 マザードラゴンから生まれておらず、先代の竜の騎士の紋章を受け継いでいないが、自分自身の竜の紋章を生まれつきに持つ。 この竜の紋章でも竜闘気は扱えるが、歴代の竜の騎士の経験値は無い。 また、半分は人間であるためか、竜魔人化できない。 加えて、年齢的に未熟なためか竜の騎士としての力が少ないためかは不明だが、電撃呪文を【ライデイン】しか扱う事ができない。 (序盤に額に紋章が現れた時はバギクロスやヒャダインを使っていたが、これはバランの経験をダイが継承したためなのかは不明) 一度バランに紋章の共鳴を利用して記憶の消去を試みられたが、それを回避するために、額から右手の甲に紋章が移動。 額以外の場所に紋章が出る事は、歴代の竜の騎士では一度も無かったことである。 劇中後半、先代の竜の騎士=父親が死亡した事によって紋章を受け継ぎ、竜の紋章を2つ持つ事になる。 受け継いだ2つ目の紋章は左手の甲に現れ、「双竜紋」となる。 竜の紋章を2つ持ったために歴代の竜の騎士の経験値を引き継いだばかりでなく、竜闘気の総量も大きく増し、人間形態のままでの【ドルオーラ】の行使をも可能にした。 なお、普段は両手の紋章の力を解放して戦っているつもりでも、左手の紋章の力はおよそ3割程度しか出ない。 これは全開にすると紋章の共鳴が起こるために無意識のうちに力をセーブしているためで、これを意識的に全開にし両手の紋章を額に移動すると、半分は人間であるダイも竜魔人に変身する。 ただし竜魔人化と言っても翼が生える訳でもドラゴンの表皮になる訳でもなく、ほとんど人間のままの姿を保つ。 バランの竜魔人形態と共通するのはせいぜい髪が逆立ち、額の紋章が巨大化して髪型と一体化するかのようなデザインになる点くらいである。 見た目は人間のままの部分が多いとは言え、戦闘能力は竜魔人の名にふさわしく跳ね上がり、まともには歯が立たなかった真・バーンを逆に素手のままで圧倒する程になる。 また性格にも変化が見られ、良くも悪くも殺意をむき出しにして戦う事が無かったダイが、相手に殺気を感じさせ戦慄させるまでになる。 (それでも殺意をむき出しにして戦わない感情は根底にあるらしく、真・バーンを素手で圧倒している時も、「こんな力が正義であってたまるか!」と言って否定している)
https://w.atwiki.jp/uupgtyy/pages/453.html
1日目 キール「気持ちを形にするのって、大変なんだなあ……。」 キール「……お父さんは、どんな気持ちだったんだろう……。」 フレイ「キールくん……?」 キール「あ!フレイさん!」 フレイ「あの、大丈夫?なにか悩みがあるなら……。」 キール「あ……。」 キール「ううん、大丈夫。心配してくれてありがとね。」 フレイ「うん……?」 ※再度キールに話しかける キール「ありがとうね。心配してくれて。」 どういたしまして・恋人なら当たり前・別に心配はしてない ▼どういたしまして キール「えへへ♪」 ▼恋人なら当たり前 キール「あ……。そ、そっか……。」 キール「あらたまって言われると、なんだか照れちゃうね……。」 キール「……えへへ。」 ▼別に心配はしてない キール「え……。」 キール「そ、そっか。……そうだよね。」 キール「…………。」 ※この日フォルテに話しかける フォルテ「近ごろ、キールの様子がおかしいんです。」 フォルテ「何をしていても上の空というか、よく考えごとをしてるようで……。」 フォルテ「まったく……。悩みがあるなら話せばいいのに。」 2日目 町の住人に話しかける ○マーガレット マーガレット「カブ柄のポーチ。」 マーガレット「キールくんが都会で流行ってるって言ってたけど……本当なのかなあ?」 ○フォルテ フォルテ「なんだか、町がさわがしいようですね。」 フォルテ「キールがカブ柄のポーチについてウワサしているとか……。」 フォルテ「それが事実なら、また注意しておかないといけませんね……。」 ○シャオパイ シャオパイ「都会では、カブ柄のポーチがはやっているようだ。」 シャオパイ「まあ、キールのいうことだ。話半分に聞いているが。」 シャオパイ「しかし、ポーチか……。」 シャオパイ「アレの底に穴が開いていると、なかなか最悪なわけだが……。」 ○バド バド「まあ、果報は寝て待てって言うしなア。」 バド「ああ、気にしないでくレ。こっちのことダ。」 ○ポコリーヌ ポコリーヌ「キールくんからカブ柄のポーチの話を聞きマシタ。」 ポコリーヌ「ポーチの形をしたカブは食べられるハズ……。」 ポコリーヌ「では、カブ柄のポーチも食べられる可能性が!!?」 あるかも・ない ▼あるかも ポコリーヌ「ジュルリ……。」 ▼ない ポコリーヌ「エー。」 ○リンファ リンファ「ほら、このカブ柄のポーチ。」 リンファ「キールくんから話を聞いて、交換してもらったんです♪」 リンファ「え?誰にって、バドさんにですよ?」 3日目 キールに話しかける キール「…………。」 キール「オルゴールかあ……。」 フレイ(キールくん、また考えごとしてる……?) キール「結局、あの約束は、守ってもらえなかったけど、」 キール「……ボクなんかには、まだ守れないってことだったのかな……。」 フレイ「……あの、キールくん?」 キール「フレイさん!?」 フレイ「どうしたの?なんだか元気ないみたいだけど……。」 キール「あ、あはは!そんなことないよ!」 キール「そ、そうだ!バドさんに呼ばれてたんだった!」 キール「それじゃ、またね!」 フレイ「あ……。」 ※再度キールに話かける フレイ「キールくん――」 キール「ゴメン!バドさんに呼ばれてるから、また今度ね!」 フレイ「あ……。」 バドに話しかける バド「フレイ。どうかしたのカ?」 バド「ああ、もしかして、キミもポーチについて聞きに来たのカ?」 ポーチって?・キールくんの話してた? ▼ポーチって? バド「キールからカブ柄のポーチの話を聞いてないカ?」 ▼キールくんの話してた? バド「そうそウ。カブ柄のポーチの話ダ。」 バド「順調に広まってるみたいだナ。」 フレイ「……?」 バド「ああ、今のはこっちの話ダ。」 バド「で、ポーチがほしいなら、オルゴールと交換だゾ。」 フレイ「オルゴール?」 バド「あア。」 なんでオルゴールなんですか?・関係ないことを聞いてみる・キールの頼みごとって?(前2つ選択後出現) ▼なんでオルゴールなんですか? バド「この前、アーサーさんからお願いされたんだヨ。」 フレイ「え?」 バド「イメージにあったオルゴールを用意してほしいってサ。」 バド「でも、注文もあいまいだし、作るのもめんどくさいしなア。」 バド「ということで、集めてみることにしましタ。」 フレイ「ここ、鍛冶屋さんですよね?」 バド「オレがやってる鍛冶屋だかラ。」 フレイ「理由になってないのに納得しそう……。」 バド「で、まあ、ちょうどいいやと思って、」 バド「余ってたカブ柄のポーチをオルゴールと交換にしようかト。」 フレイ「どうしてそんなものが……?」 バド「商品の説明に『いま、流行の』って書かれてたから入荷してみタ。」 フレイ「くり返しますけど、ここ、鍛冶屋ですよね?」 バド「くり返すけど、オレがやってる鍛冶屋だかラ。」 フレイ「…………。」 バド「で、キールが頼みごとに来たから代わりにポーチの宣伝を頼んだんダ。」 バド「冷静に考えると、ポーチなんて鍛冶屋で売れるわけないしなア。」 フレイ「…………。」 →選択肢に戻る ▼関係ないことを聞いてみる フレイ「えっと……。」 バド「バドさんの昔って、どんな人だったんですか?」 バド「んー、と言われてもなア。普通の人だったとしカ。」 フレイ「どんなですか?」 バド「普通に、伝説の騎士とか呼ばれてたなア。」 フレイ「…………。」 バド「いや、ウソじゃないゾ?」 フレイ「…………。」 バド「ウソじゃないってバー。」 →選択肢に戻る ▼キールの頼みごとって? バド「なんでも、鍛冶を教えてほしいんだとサ。」 フレイ「鍛冶って、何か作るつもりなんですか?」 バド「さア。詳しくは聞いてないからなア。」 バド「とりあえず、オレが鍛冶を教えル。」 バド「かわりに、アイツにはウワサを広めてもらウ。」 バド「そういうことダ。」 フレイ「なるほど。」 フレイ「それにしても……。」 バド「うン?」 フレイ「どうしてキールくんはあんなにウワサ好きなんでしょうか?」 バド「んー、強くなりたいからじゃないカ?」 フレイ「強くなりたい?」 バド「オレにはそんな風に見えるなア。」 フレイ「強くなりたいからウワサを流すって、どういうことですか?」 バド「さア?そう見えただけだかラ。」 フレイ「…………。」 バド「まあ、そんなに気になるなら、本人に聞いてみたらどうダ?」 バド「お前たち、付き合ってるんだロ?」 フレイ「ま、まあ……。」 バド「ハッハッハ。キールもスミにおけないよなア。」 フレイ「…………。」 飛行船通り キール「あ、フレイさん。どうしたの?」 フレイ「バドさんから話を聞いてきたんだけど――」 アーサー「ああ、キール君。やっと見つけました。」 キール「アーサーさん?」 アーサー「オルゴールのウワサを広めてくれたそうですね。」 アーサー「そのことで、一言お礼を言いたくて。」 アーサー「ありがとうございました。」 キール「どういたしまして♪」 キール「って、そうじゃなくって!」 アーサー「はい?」 キール「どうしてアーサーさんが?」 アーサー「何がですか?」 キール「だって、オルゴールのことはバドさんにたのまれたんだよ?」 アーサー「あれ?キール君は聞いていないのですか?」 アーサー「元々、それは私がバドさんにお願いしたんです。」 アーサー「剣(つるぎ)の貴族のご当主から、どうしてもと頼まれまして。」 フレイ「ツルギノキゾク?」 アーサー「代々有能な騎士を世にだしている名家です。」 アーサー「私のお店のお得意様でもありますね。」 キール「その人になら、ボクも会ったことがあるよ。」 フレイ「え?」 キール「お姉ちゃんがお父さんの役目を引き継ぐときに、」 キール「同じくセルザウィード様の騎士として推されてた人だよね?」 アーサー「はい。」 フレイ「その貴族が、どうしてオルゴールを?」 アーサー「ご当主夫人の、故郷の思い出の品だそうです。」 フレイ「え?」 アーサー「夫人は異国の方なんですが、ずっと入院していらして、」 アーサー「もう一度、故郷に帰りたいとしきりに願っているそうですが、」 アーサー「彼女の体力ではそれも難しく……。」 アーサー「そこで、故郷を思い出せる品を、私に探すよう頼んだのです。」 フレイ「それが、オルゴールですか。」 アーサー「はい。」 キール「…………。」 アーサー「本当は、オルゴールをバドさんに再現してもらうつもりでしたが、」 アーサー「作るよりも集めた方が早いとおっしゃられたので。」 キール「めんどくさかったんだねー。」 アーサー「ええ。でしょうね。」 フレイ「…………。」 アーサー「まあ、手段は何でも、結果さえ出れば私は満足ですから。」 キール「でも、そういうことなら、もっともーっと、がんばらないとね!」 アーサー「え?」 キール「故郷って、その人の最初の場所だと思うから。」 フレイ「最初の場所?」 キール「そう。」 キール「その人が帰りたいと思える場所。」 キール「心に残った最初の風景のこと。」 キール「最後の最後に、それを思い出したいって言われたら、」 キール「なんとかしてあげたいって、やっぱり思うから。」 フレイ「キールくん……。」 フレイ「……うん。」 フレイ「じゃあ、私も手伝うよ。」 キール「え?」 フレイ「……メイワク、かな?」 キール「う、ううん!そんなことっ!!」 キール「ありがとう。フレイさん♪」 フレイ「どういたしまして。」 アーサー「それでは、オルゴールのことは、お二人にお任せしますね。」 フレイ「はい。」 キール「任されましたっ!」 キール「じゃ、とりあえず、町の人に話しに行こっか!」 フレイ「うん。」 フォルテに話しかける フォルテ「あ、キール!」 キール「お姉ちゃん?どうしたの?コワイ顔して。」 フォルテ「『どうしたの?』じゃない!!」 フォルテ「お前、バドさんと一緒になって何かウワサを広めてるらしいな。」 キール「あ、お姉ちゃんも聞いたんだ!オルゴールの話!」 フォルテ「はあ……。」 フォルテ「いいか、キール。」 フォルテ「武器というのは、扱いを間違えれば、思わぬ事態を引き起こす。」 フォルテ「人の言葉も同じだ。ときに人を傷つける刃となる。」 フォルテ「ただ目的もなくウワサを広めることでメイワクが掛かることもあるんだぞ?」 キール「うん!ボクもそう思うっ!」 フォルテ「…………。」 キール「自分の言葉には、ちゃんと責任を持たないとだよねっ!」 フォルテ「……いや、だからだな――」 フォローをいれる・もうちょっと見てる ▼もうちょっと見てる フォルテ「いいか?もう一度説明するから、よーく聞くんだぞ。」 キール「うん!」 フォルテ「では……。」 「武器というのは、扱いを間違えれば、思わぬ事態を引き起こす。」 ※以下繰り返し ▼フォローを入れる フレイ「あの、フォルテさん。実はですね――」 フォルテ「なるほど、そういうことでしたか……。」 キール「だから、どうしても、協力してあげたいんだ!」 フォルテ「…………。」 キール「お姉ちゃん!」 フォルテ「それは、誰のためにだ?」 キール「え?それは……。」 キール「その人のためでもあるけど、ボクのためでもあるよ。」 キール「ボクが、その人の気持ちを守りたいって思ったんだから。」 フォルテ「…………。」 フォルテ「なるほど。『赤の騎士』か。」 キール「え?」 フォルテ「『戦えるから守るのではない。守るために戦うのだ。』」 フォルテ「かの偉大な先人も、そう語っていた。」 キール「そうだね。」 キール「ボクは剣を使えないけど。」 フォルテ「ん?」 キール「ううん。なんでもない。」 フォルテ「とにかく、だ。」 フォルテ「決めたからには、途中で投げ出すんじゃないぞ。」 キール「モチロンっ!」 フォルテ「よし。」 フォルテ「フレイさんにも、ご迷惑をお掛けしますが……。」 フレイ「ああ、いえ。そんなこと。」 フォルテ「…………。」 フレイ「どうかしましたか?」 フォルテ「ああ、いえ……。」 フォルテ「……以前は、私がその場所にいたんですけどね。」 フレイ「え?」 フォルテ「いえ、何でもありません。」 フォルテ「それでは、失礼します。」 町の住人に話しかける ○クローリカ クローリカ「カブ柄のポーチ……。」 クローリカ「あのサイズ、出先でちょっと眠るときには便利かもですね~。」 ○ビシュナル ビシュナル「キールくんがまたウワサしてるみたいですね。」 ビシュナル「なんでも、カブ柄のポーチがおしゃれではやってるとか。」 ○アーサー アーサー「ウワサのポーチは、確かに都会ではやっていましたよ。」 アーサー「もう一年以上も前の話ですけどね。」 フレイ(……バドさん、だまされてたんだなあ……。) ○ダグ キール「あ、ダグさん。」 ダグ「ン?なんダ?」 キール「このポーチのこと、知ってる?」 ダグ「ハ?」 フレイ「ダグなら当然、知ってるよね?」 ダグ「お……おウ!当然じゃねえカ!」 ダグ「えーっと、アレだよナ。なんつうカ……。」 キール「うん!都会ではやってる、カブ柄のポーチ♪」 ダグ「そ、そうだナ!都会で……はやってる……。」 ダグ「……のカ?」 フレイ「知らないの?」 ダグ「ば、ばっカ!そんなワケねーだロ!?」 キール「わあ!さすがダグさんだね!」 ダグ「お、おウ!それほどでもあるけどナ!」 フレイ「…………。」 ※再度ダグに話しかける ダグ「あのポーチ、なんだったんダ……?」 キール「なにが?」 ダグ「うオ!?な、なんでもねーっテ!?」 ○エルミナータ エルミナータ「このカブ柄のポーチ……。」 キール「あ、エっちゃんも交換してくれてたんだね!」 エルミナータ「当然よ!ウワサあるところに事件あり!」 エルミナータ「それより、なんでただのふくろがこんなに魅力的に思えたのかしら。」 エルミナータ「もしかして……。…………。」 エルミナータ「何も思いつかなったわ!」 フレイ(開き直った……。) ※再度エルミナータに話しかける エルミナータ「カブ柄のポーチ。」 エルミナータ「事件と結びつけるには……。ううむ……。」 ○ジョーンズ ジョーンズ「私にカブ柄のポーチ……。」 ジョーンズ「どう思いますか?」 キール「似合うと思います♪」 ジョーンズ「…………。」 ジョーンズ「似合わなくても、ナンシーが持ってきたら仕方ないですね。」 キール「あれ?」 フレイ「…………。」 ※再度ジョーンズに話しかける ジョーンズ「カブ柄のポーチですか。」 ジョーンズ「似合わなくても、ナンシーが持ってきたら仕方ないですね。」 ○ナンシー ナンシー「カブ柄のポーチがはやってるらしいわね?」 ナンシー「ジョーンズには……。」 似合う・似合わない ▼似合う キール「ボクもカワイイと思うなあ♪」 ナンシー「あら!やっぱりそう思う?」 ナンシー「ジョーンズったら、何を着ててもかっこいいんだもん♪」 ▼似合わない ナンシー「そうかしら……?」 キール「もー。フレイさん?」 フレイ「あ、ゴメン。つい……。」 ※再度ナンシーに話しかける ナンシー「カブ柄のポーチ、ジョーンズには……。」 似合う・似合わない →選択肢に戻る ○ブロッサム ブロッサム「ポーチっていうのは、意外と便利そうだね。」 ブロッサム「カブの柄だったら、あたしにも似合うんじゃないかい?」 ○ヴォルカノン ヴォルカノン「カブ柄のポーチの話を、よく耳にするようになりましたな。」 ヴォルカノン「クローリカの話を聞くに、一風変わったマクラのことですかな?」 キール「さてと……。」 キール「それじゃ、次に行こうか。」 フレイ「あのさ、キールくん。」 キール「ん?」 フレイ「さっきは聞きそびれちゃったんだけど……。」 フレイ「キールくんはバドさんに鍛冶を教えてもらいたいんだよね?」 キール「あ……うん。」 フレイ「じゃあ、そのために、このウワサを流してるの?」 キール「うーん……。」 キール「今はちょっと違うかなあ。」 フレイ「え?」 キール「お姉ちゃんにも言ったけど、」 キール「ボクも、心から手伝ってあげたいって思ってるから。」 キール「アーサーさんにオルゴールを頼んだ、その人のこと。」 フレイ「……そっか。」 キール「それにね、」 キール「ボクはあんまりウワサを流してるつもりはなくってさ、」 フレイ「え?」 キール「だって、いつも通り、みんなに話しかけてるだけだもん。」 キール「ボクの話を、いろんな人に聞いてもらいたいなってね。」 フレイ「そうなんだ……。」 キール「そうしてないと、なんだか落ち着かないんだよね。」 キール「なんていうか、そうだなあ……。」 キール「呪いみたいなものなのかな?」 フレイ「のろい……?」 キール「とにかく、これはボクのワガママってこと!」 キール「それでも、フレイさんはボクに付き合ってくれるの?」 うん・いいよ ▼うん・いいよ フレイ「キールくんといるだけで、私も楽しいから。」 キール「え……。」 フレイ「これは私のワガママだけどね。」 キール「…………。」 キール「えへへ。そっか♪」 キール「でも、今日はこのくらいで十分かな。」 フレイ「うん。」 キール「それじゃ、フレイさん。」 キール「黒曜館に行こっか!」 フレイ「へ?」 キール「ほらほら、早く♪」 フレイ「あ、ちょっと、キールくん!?わ、わあ!?」 ※再度キールに話しかける キール「黒曜館に行こ?ほらほら、早く♪」 黒曜館 キール「この洋館には、騎士のユウレイがいるんだよ?」 フレイ「え!?」 キール「……って、お父さんがよく言ってたんだ。」 フレイ「へえ……。」 キール「でも、ユウレイさんにはけっきょく出会えなかったけどね。」 キール「お父さんとお姉ちゃんとの3人で、よくここに訓練に来て、」 キール「本物のユウレイさんに会いたくって、色々ためしてみたんだけど。」 キール「真っ暗な部屋の中を、ろうそく片手に歩いてみたり、」 キール「物陰にかくれてないか、音をたてて確認してみたり。」 キール「でも、結局なにも見つからなかったよ。」 フレイ「……あの、それはキールくんが一人で……?」 キール「うん♪」 フレイ「フォルテさんは知ってるの……?」 キール「知らないと思うけど、なんで?」 フレイ「いや……。」 キール「聞こうとすると「思い出したくない」って、耳をふさいじゃうんだよね。」 キール「そういえば、お姉ちゃんのユウレイ嫌いもその時期からだなあ。」 キール「ボクはそういうのぜんぜん平気なのに……。」 キール「なんでだろうね?」 フレイ「う、うん……。」 キール「その代わり、ボクには剣の才能がないのかも。」 フレイ「え?」 キール「ねえ、フレイさん。『赤の騎士』って知ってる?」 知らない・フォルテさんが言ってた? ▼フォルテさんが言ってた? キール「うん、そう。」 ▼知らない キール「その人は、お父さんの形見だった、さびた剣をとても大事にしててね、」 キール「その真っ赤にさび付いた剣を、いつもお守り代わりに持ってたから、」 キール「だから、『赤の騎士』って呼ばれてたんだ。」 キール「でも……。」 キール「あるとき、その騎士が、この国をのっとろうとしてるって、」 キール「そんなウワサが流れたんだ。」 フレイ「え……?」 キール「その人は、お姉ちゃんと同じ、セルザウィード様の騎士だったから、」 キール「ウワサが本当なら、この国が大変なことになってしまう。」 キール「だから、悩んだ末に、当時の王様は騎士に手紙を書いた。」 キール「ウワサがウソなら、それを証明してほしいってね。」 フレイ「……それで、どうなったの?」 キール「数日後、王様のもとに返事が届いたんだよ。」 キール「一通の手紙と、さびた剣が1本きり。」 フレイ「その剣って、もしかして……?」 キール「そう。」 キール「騎士が大事にしてた、形見の剣だった。」 キール「そして、手紙にはただ一言、こうつづられてたんだってさ。」 キール「『この剣を、終生、王様にお預け致しましょう』」 キール「『剣がなければ、騎士は戦えませんから』って。」 キール「大事にしてた形見の剣を王様に預けることで、」 キール「彼は騎士としての自分を、全て王様に預けたんだ。」 キール「そして、その手紙を見た王様は、こう返事をした。」 キール「『そなたの騎士道、確かに見せてもらった』」 キール「『これより先は、私も貴君と同じ道を歩くとしよう』」 キール「それから王様は、預かった剣を、大切に大切に保管したんだ。」 キール「自分が王座を降りるその時まで。ずっと、大切にね。」 キール「これが、赤の騎士の伝説。」 フレイ「そうなんだ……。」 キール「でも、その話を思い出すたび、思うんだ。」 キール「剣を持たないボクたちは、」 キール「いったい、どうやって戦ったらいいんだろうって……。」 フレイ「え……?」 キール「なーんて、単なるヘリクツだよね!」 キール「ね、フレイさん。」 フレイ「ん?」 キール「ありがとね。」 フレイ「どうしたの?急に……。」 キール「うん。ちょっと思い出しちゃって。」 フレイ「え?」 キール「お母さんのこと。」 キール「もう、うーんと小さい頃の話だけど。」 キール「お母さんも、よくボクのワガママに付き合ってくれたから。」 フレイ「そうなんだ……。」 キール「お菓子が食べたいって言ったら、一緒になって作ってくれたし、」 キール「夜、一人で眠れない時は、いつも本を読んでくれた。」 キール「でも、病気でたおれて入院して、」 キール「そのまま……。」 フレイ「…………。」 キール「お母さんにはね、お気に入りのオルゴールがあったんだ。」 キール「引き出しの付いたオルゴールで、開けるとカワイイ音がした。」 キール「その引き出しには、小さなカギがついててね、」 キール「引き出しの中には、日記がしまってあったんだ。」 キール「入院してからも、まくら元に、ずっとソレが置いてあった。」 キール「その引き出しのカギは、お父さんが持っててね。」 キール「いつか、ボクがみんなを守れるだけ強くなったら、」 キール「そのカギをもらうって、約束してたんだけど。」 キール「でも……、」 キール「……あのカギ、どこにいったのかな。」 フレイ「キールくん……。」 キール「だからね、ちょっと分かるんだ。」 キール「オルゴールを探してあげたいって人の気持ち。」 キール「何もしてあげられない人に、何かをしてあげたいっていう気持ち。」 キール「……お姉ちゃんも、きっとそうだよ。」 フレイ「……うん。」 キール「だから、ありがとね。」 キール「付き合ってくれて。」 いいよ・今さらだよ ▼いいよ フレイ「だって、当たり前のことだもん。」 ▼今さらだよ キール「え?」 フレイ「私とキールくんは、もうとっくに付き合ってるじゃない。」 キール「あ……。」 キール「……うん。」 キール「えへへ……。」 フレイ「照れてるの?」 キール「そ、そんなことないよっ!」 フレイ「ふふ。」 キール「も、もうっ!からかわないでよー。」 フレイ「ゴメンゴメン。」 フレイ「オルゴール、いっぱい集まるといいね。」 キール「うん、そうだね。」 キール「はあ~あ、今日はなんだか、いろいろ思い出しちゃった!」 キール「それじゃ、そろそろ帰ろっか?」 フレイ「うん。」 自宅前 キール「とうちゃーく!」 フレイ「うん。お疲れさま。」 キール「今日は色々とありがとうね。フレイさん。」 フレイ「どういたしまして。」 キール「じゃあ、これは今日のお礼。」 キール「(ちゅっ)」 フレイ「え……?」 キール「それじゃあ、またね!」 フレイ「あ……。」 フレイ「…………。」 ※再度キールに話しかける キール「今日は色々とありがとうね。フレイさん。」 4日目 町の住人に話しかけると以下のように話す ○マーガレット マーガレット「フォルテはキール君のことが本当に大事なんだね。」 マーガレット「弟かあ~。妹や弟がいたら、きっと可愛いだろうなあ。」 ○フォルテ フォルテ「ああ、フレイさん。」 フォルテ「先日のキールのこと、町でウワサになっているようですね。」 フォルテ「でも、私もこれで良かったと思います。」 ○シャオパイ シャオパイ「ウチに泊まったお客さんが、カブ柄のポーチを持っていたが。」 シャオパイ「交換したオルゴールは、拾いものだと聞いたようだ。」 シャオパイ「あんなもの、どこで拾って来たんだろうな?」 ○アーサー アーサー「キール君のおかげで、たくさんのオルゴールが集まりました。」 アーサー「そのことでお礼を言いたいと思っているのですが……。」 アーサー「どうも最近は、バドさんの所に通いっきりみたいですね。」 ○ダグ ダグ「カブ柄のポーチ、都会で流行ってるんだよナ?」 ダグ「当然、オレは知ってるゼ!!」 ○エルミナータ エルミナータ「みんながみんな、カブ柄のポーチの話ばかり……。」 エルミナータ「でも、流行りものがあるところに事件ありよ!!」 エルミナータ「さあ、事件よ出てきなさい!バッチこーい!!」 ○ポコリーヌ ポコリーヌ「ワタシのカブ柄のポーチは、現在、せんたく中デス!」 ポコリーヌ「理由は、皆様のご想像にお任せしマス。」 ポコリーヌ「ただ、」 ポコリーヌ「おいしくはなかったとだけは伝えておきマショウ。」 ○リンファ リンファ「お客さんの中に、黒曜館へ肝試しに向かった方がいらっしゃって、」 リンファ「その近くの小屋で、宝の地図を見つけたんですって。」 リンファ「……実のところは子供のラクガキだったみたいですけどね。」 リンファ「でも、地図にある場所を掘り返したら、オルゴールが出てきたそうですよ。」 リンファ「異国風の装飾がかわいらしい、引き出し付きのオルゴールだったそうです。」 ○ジョーンズ ジョーンズ「キールくんがまた、ウワサ話を広めてるみたいですね。」 ジョーンズ「元気がいいのはいいことです。」 ジョーンズ「ですが、このところ少し顔色が悪いようにも見えますが……。」 ジョーンズ「それだけが心配ですね。」 ○ナンシー ナンシー「フォルテちゃんは、相変わらずキールくんに甘いのね。」 ナンシー「まあ、そういうところも、フォルテちゃんらしいんだけど。」 ○ブロッサム ブロッサム「カブ柄のポーチをオルゴールと交換してきたよ。」 ブロッサム「ああ、バドのところでね。」 キールに話しかける キール「あ、フレイさん。」 キール「…………。」 フレイ(キールくん、ちょっと顔色が悪い……?) 大丈夫?・何も言わない ▼大丈夫? キール「え?」 フレイ「いや、ちょっと調子が悪そうに見えたから……。」 キール「そんなことないよ!ほら、こんなに大丈夫!!」 フレイ「そっか……。」 キール「う、うん!」 ▼何も言わない キール「あ、ゴメン。ちょっと急いでるから、またね!」 ※再度キールに話しかける キール「あ、ゴメン。ちょっと急いでるから、またね!」 鍛冶屋 キール「この材料を、受け取ってくれば良いんだね?」 バド「あア。続きはその後ダ。」 キール「分かった!じゃあ、急いで行ってくるね!」 バド「いや、そんなに急がないでモ――」 キール「行ってきまーす!」 キール「わっと!?フレイさん!?」 フレイ「キールくん――」 キール「ごめん!ちょっと急いでるから!」 フレイ「あ……。」 バド「ふウ……。」 バド「やっと一息付けるナ。」 バド「お、フレイ。ちょうど良かっタ。」 バド「キールのことなんだが、もうちょっとなんとかならないカ?」 フレイ「何のことですか?」 バド「鍛冶のことだヨ。」 バド「オルゴールのウワサの交換条件だし、今日から教えてやってるんだガ、」 バド「まさかあんなに本気だとは思わなかっタ……。」 バド「おかげで、今日はずっとまじめに仕事してたんだゾ?」 フレイ「いいことですね。」 バド「いやいやいヤ。おじさん、たおれちゃうヨ?」 フレイ「…………。」 バド「それにしても、簡単なプレゼントかと思ってたんだガ。」 バド「あんなに張り切って、なにを作るつもりなんだかなア。」 フォルテ「バドさん!!」 フォルテ「ああ、フレイさん。」 フォルテ「すみません。バドさんに用があるので、ちょっといいですか?」 フレイ「あ、はい……。」 バド「なんダ?」 フォルテ「なんだ、じゃない!」 フォルテ「ほら、これを見ろ!とんだナマクラ剣じゃないか!!」 バド「おオ。見事に根本からポッキリいったなア。」 フォルテ「……なんでうれしそうなんだ?」 バド「んー。なんでだろうなア。」 フォルテ「あなたという人は……。」 バド「それにしても、ヤワな作りなのは認めるけド、」 バド「いつものお前だったら、こんな折り方しないだろウ?」 フォルテ「う……。」 フォルテ「それは、ちょっと色々あって、集中を欠きまして……。」 フォルテ「だ、だが、なまくらなのは本当のことです!!」 フォルテ「それに、キールに少し無理をさせすぎです!」 バド「むしろそっちが本題だろウ?」 フォルテ「う……。」 バド「まあ、そっちはオレも気にはなってるんだけどなア。」 バド「でも、アイツがあんなに本気で何かをするのは初めてだロ?」 フォルテ「それは……。」 バド「男には、そういう時があるんだヨ。」 バド「許されるなら、少しくらいの無茶はしたほうがいイ。」 フォルテ「でも――」 バド「だから、もう少しだけ、様子を見ててやらないカ?」 フォルテ「…………。」 フォルテ「……分かりました。」 ※バドとフォルテに再度話しかける フォルテ「キールのことは、もう少し様子を見ましょう。」 フォルテ「確かに、あそこまでがんばってるあの子をみるのは初めてですから。」 バド「そうだなア。」 フォルテ「でも……。」 フォルテ「分かってるとは思いますが、それとナマクラ剣とは話が別です。」 バド「…………。」 ※再度キールに話しかける キール「ごめんね、今忙しいんだ!」 5日目 キールに話しかける フレイ「キールくん。」 キール「…………。」 フレイ「キールくん?」 キール「あ、フレイさん!ゴメン、ボーッとしてて……。」 フレイ「大丈夫?顔色悪いけど……。」 キール「あはは。ヘーキヘーキ!」 キール「それより、アーサーさんから聞いた?」 フレイ「え?」 キール「探してたオルゴールが、集めた中にあったんだって!」 フレイ「え!?本当に!?」 キール「うん♪」 キール「これもフレイさんが手伝ってくれたおかげだよ。」 キール「ありがとね♪」 ※再度キールに話しかける キール「探してたオルゴールが、集めた中にあったんだって!」 キール「これもフレイさんが手伝ってくれたおかげだよ。」 キール「ありがとね♪」 ※アーサー・バド・フォルテに話しかけると以下のように話す 〇アーサー アーサー「ああ、フレイさん。」 アーサー「オルゴールの件、ありがとうございました。」 アーサー「これもフレイさんが手伝ってくれたおかげだよ。」 フレイ「いえ、どういたしまして。」 アーサー「先方も大変喜んでおられましたよ。」 アーサー「探していたオルゴールは。幼い頃の友人にゆずったもので、」 アーサー「そっくり同じものが見つかるとは、夢にも思っていなかったと。」 アーサー「ともかくも、助かりました。ありがとうございます。」 〇バド バド「ふウ……。」 バド「こんなに鍛冶に精を出すのは、何年ぶりになるかなア。」 バド「キールがやたらと張り切ってるから、おじさんはお疲れモードだヨ。」 〇フォルテ フォルテ「ああ、フレイさん。」 フォルテ「探していたオルゴール、見つかったようですね。」 フォルテ「これでキールも、少しは落ち着けるでしょう。」 6日目 鍛冶屋 キール「じゃあ、この剣を、お城に届けてくればいいんだね?」 バド「あア。続きはその後ダ。」 キール「分かった!急いで行ってくるね!」 バド「いや、そんなに急がないでモ――」 キール「行ってきまーす!」 キール「わあっと!?フレイさん!?」 フレイ「キールくん――」 キール「ご、ごめん!今度もまた今度ね!?」 フレイ「いや、それ日本語がおかしい――」 バド「やれやレ。これでちょっと休めるなア。」 フレイ「バドさん。」 バド「ああ、フレイ。」 バド「またキールに会いに来たのカ?」 フレイ「それは……。」 バド「いやあ、若いっていいなア。」 フレイ「……それ、おじさんくさいですよ?」 バド「おじさんだからいいんだヨ。」 バド「それにしても、キールのヤツ、なにをあんなに急いでるのやラ。」 バド「こんなにかわいい彼女をほうっておいてなア。」 フレイ「…………。」 バド「あ、そういえバ。」 フレイ「?」 バド「アーサーさんから、預かりものがあったんだ。」 バド「キールにお礼だとサ。代わりに届けてくれるカ?」 フレイ「カブ柄のポーチ?この入れ物って……。」 オルゴールと交換してた?・見覚えがない ▼オルゴールと交換してた? バド「あア。」 ▼見覚えがない バド「忘れたのカ?」 バド「キールと一緒に、オルゴールのウワサを広めたんだロ?」 フレイ「ああ、あの時の……。」 バド「じゃあ、よろしくナ。彼女さン。」 フレイ「……っ。」 フレイ「か、からかわないでくださいよ。」 バド「ハッハッハ。」 フレイ「もう……。」 鍛冶屋外 ビシュナル「す、すみません!」 フレイ「あ、ううん。こちらこそ。」 フレイ「あ。ポーチが……。」 ビシュナル「ぼ、僕が拾いますから!」 ビシュナル「す、すみません。急に大きな声出しちゃって……。」 ビシュナル「その、ちょっと見られたくないものが入っていたもので……。」 フレイ「う、ううん、大丈夫。」 フレイ「それより、ビシュナルくんも、そのポーチ交換してたんだね。」 ビシュナル「は、はい!意外と役に立ちますよ。」 ビシュナル「それでは、ぼ、僕はこれで!」 ※再度バドに話しかける バド「アーサーさんからあずかった、カブ柄のポーチ。」 バド「中にお礼が入ってるから、キールに届けてくれってサ。」 バド「よろしくナ。」 ※アーサーに話しかける アーサー「キールくん、最近、忙しそうにしてますね。」 アーサー「ジャマをしても悪いので、用事はバドさんにお願いしました。」 キールに話しかける フレイ「キールくん。」 キール「あ、フレイさん。…………。」 フレイ「大丈夫?」 キール「え?」 フレイ「いや、やっぱり顔色が悪いように見えて……。」 キール「そんなことないよ!ほら、これくらい大丈夫!!」 フレイ「そっか。」 フレイ「あ、そうだ。これ、アーサーさんから。」 キール「あれ?このポーチって……。」 フレイ「うん。」 フレイ「アーサーさんも、協力してくれてたみたい。」 キール「そっかあ……。」 キール「うれしいね♪」 フレイ「……うん。」 フレイ「それと、これはあの時のお礼だって。」 キール「え?ボクに?」 フレイ「そう。キールくんに。」 キール「そうなんだ……。」 キール「……えへへ。何が入ってるんだろ?」 フレイ「開けてみたら?」 キール「うん!じゃあ……。」 キール「これは……。」 フレイ「手紙、だね。」 キール「とりあえず読んでみるね?」 キール「ええと……。」 前略 セルフィアの町における、神竜の騎士のウワサについて。 騎士という立場を利用し、馬に代わる乗り物を集めしこと。 町を守るという名目で、弟を守ることを優先せしこと。 騎士としての自覚に欠ける行動をくり返していると聞き及ぶ。 これが真実ならば、公私混同もはなはだしく、 そのような人間を騎士として推した我々の責任も重大である。 よって、信頼回復のため、 いま一度、現在の騎士の資質を確認した上で、 しかるべき態度をとる必要があると判断したものである。 当方としては、騎士称号のはく奪も考えている。 以上のことに反論があれば、その根拠を述べられよ。 それもあわせて、今後の処遇を決めるものとする。 草々 フレイ「え……?」 キール「なに、これ……。」 キール「どういうこと……?」 キール「どうしてお姉ちゃんが!?なんでこんなことになってるの!?」 キール「ねえ、フレイさん!!どういうことなの!?」 フレイ「キールくん!ちょ、ちょっと落ち着いて……。」 キール「ご、ごめん……。」 キール「この手紙、きっとお城あてのものだよね……。」 フレイ「うん……。」 キール「……それがどうして、アーサーさんから……?」 フレイ「それは……。」 フレイ「ビシュナルくんとぶつかったときかも!」 キール「え?」 フレイ「さっき、鍛冶屋の前で、ビシュナルくんとぶつかったの。」 フレイ「そのとき、二人とも、同じポーチを落として、」 フレイ「おたがいのポーチを、まちがえて拾ったのなら……。」 キール「…………。」 キール「……確かめてくる。」 フレイ「え?」 キール「ビシュナルくんに、聞いてみるんだ!」 フレイ「あ、ちょっと!キールくん――」 ※再度キールに話しかける キール「ビシュナルくんに、聞いてくる!」 フレイ「キールくん!」 ※ビシュナルに話しかける ビシュナル「…………。」 ビシュナル「あ!?姫!?」 ビシュナル「ど、どうかしましたか?」 執事の部屋 キール「じゃあ、やっぱり、この手紙は……。」 ビシュナル「はい。僕が預かってたものです。」 ビシュナル「フォルテさんに渡すようにって……。」 キール「そんな……。」 キール「ねえ、ウソだよね?何かの冗談だよね?」 ビシュナル「キールくんも、知ってますよね?」 キール「え……?」 ビシュナル「神竜様を守る騎士というのは、代々男性が受け継いできたこと。」 ビシュナル「特に決まりがあるわけではありませんが……。」 ビシュナル「その地位に女性がついていることを快く思わない人もいます。」 ビシュナル「もちろん、その地位をねらってる人もたくさん。」 キール「…………。」 ビシュナル「ですから――」 キール「……ボクのせいだ。」 ビシュナル「え?」 キール「ボクがお姉ちゃんにメイワクばっかりかけてるから……。」 ビシュナル「いや、なにも、それだけのせいでは――」 キール「……ねえ、ビシュナルくん。」 ビシュナル「え?」 キール「この手紙のこと、お姉ちゃんにはだまってて。」 ビシュナル「それは――」 キール「大丈夫。ボクがなんとかするから。」 ビシュナル「なんとかって、どうするつもりですか?」 キール「どうにかするんだ。」 キール「剣なんかに頼らなくても、それなりの戦い方があるよ。」 ビシュナル「キールくん……。」 ※再度ビシュナルに話しかける ビシュナル「キールくん……。」 ※再度キールに話しかける キール「大丈夫。」 キール「剣なんかに頼らなくても、それなりの戦い方があるよ。」 フレイ「キールくん……。」 一人で大丈夫?・私も手伝うよ ▼一人で大丈夫? キール「うん。」 キール「元々、こんな風になっちゃったのはボクのせいだから……。」 キール「ボクの力で、なんとかしなくちゃね!」 ▼私も手伝うよ キール「え……?」 キール「あ、えっと、気持ちはうれしいんだけど……。」 キール「でも、大丈夫だよ。一人で何とかできるから。」 フレイ「でも……。」 キール「それじゃ、またね!」 フレイ「あ……。」 ※バドに話しかける バド「しかし、大丈夫かナ。キールのヤツ。」 バド「フォルテのやつも、浮かない顔してるし、」 バド「ナンシーさんも顔色が悪いって心配してたガ……。」 バド「…………。」 ※フォルテに話しかける フォルテ「…………。」 フォルテ「キールがなにか隠しごとをしているんです。」 フォルテ「……今までは、こんなことなかったのに……。」 フォルテ「ナンシーさんも顔色がよくないと心配されてましたし。」 フォルテ「…………。」 ナンシーに話しかける ナンシー「フレイちゃん。ちょっと。」 フレイ「あ、はい。」 ナンシー「キールくん、何をそんなにがんばってるの?」 フレイ「え?」 ナンシー「あなたなら、何か知ってると思って。」 フレイ「それは……。」 ナンシー「ふう……。まあいいわ。」 ナンシー「でも、いい?フレイちゃん。」 ナンシー「ケンカしたり、ぶつかりあったり、」 ナンシー「そういうことも、違う人間同士だからできることなのよ?」 ナンシー「それもね、『そばに居る』ってことなの。」 フレイ「ぶつかりあうことが……?」 ナンシー「だってね、」 ナンシー「お互い近くに居なかったらぶつかることだって出来ないもの。」 ナンシー「大事なのは、どんな形でも、寄りそいあってること。」 ナンシー「「支える」ってことはね、寄りそってないとできない事だから。」 ナンシー「体じゃなくて、心がね。その人のそばにいないとダメなの。」 フレイ「ナンシーさんとジョーンズさんでも、ケンカしたりするんですか?」 ナンシー「ううん。記憶にないわ♪」 フレイ「…………。」 ナンシー「でも、そういうステキな人たちなら、いっぱい見てきたわよ。」 ナンシー「ケンカばかりしているように見えて、実はお互いを大切にしてる人たち。」 ナンシー「フレイちゃんにも、こころあたりがあるんじゃない?」 フレイ「それは……。」 ナンシー「受け入れるだけが、愛情表現じゃないってこと。」 ナンシー「まあ、そういうわけだから。」 ナンシー「キールくんのこと、しっかり支えてあげるのよ!」 フレイ「…………。」 ※再度ナンシーに話しかける ナンシー「大事なのは、どんな形でも、寄りそいあってること。」 ナンシー「あなたとキールくんはどう?お互いのこと、ちゃんと見えてる?」 フレイ「…………。」 フォルテ宅前 フォルテ「だから、何をコソコソとやってるんだと聞いてるんだ!」 キール「だから『言えない』って言ってるでしょ!?」 フォルテ「分かってるのか?」 フォルテ「ウソをつくということは、相手をだますということだぞ!?」 キール「ウソはついてないよ!まだ言えないって、いってるじゃん!」 フォルテ「そんなのはヘリクツだ!」 キール「ヘリクツでも何でも、お姉ちゃんには関係ないよ!」 フォルテ「な……!」 フォルテ「おい!キール!!」 キール「あ……。」 フレイ「キールくん……。」 キール「…………。」 キール「……っ!」 ※フォルテに話しかける フォルテ「キール……。」 フォルテ「……いったい、何をかくしているんだ……。」 展望広場 キールに話しかける フレイ「あの、キールくん……。」 キール「ゴメン。変なとこ見られちゃったね。」 キール「お姉ちゃんとあんなにケンカしたの、何年ぶりだろ……。」 キール「相手が傷つくことなんて、しない方がいいに決まってるって。」 キール「どんなときでも、相手を傷つけないようにしようって、」 キール「ボクはずっと、そう思ってたんだけどね。」 フレイ「…………。」 キール「でも、……言えなかったんだ。」 キール「かくしてることを話せって、お姉ちゃんに言われてさ。」 キール「……言えなかった。」 フレイ「うん……。」 大丈夫?・なんとかなるよ ▼大丈夫?・なんとかなるよ キール「うん。」 キール「実はね、資料はだいたいそろってるんだ。」 キール「お姉ちゃんが、歴代の騎士と同じくらいにがんばってたって。」 フレイ「じゃあ、あとはソレを持っていけば――」 キール「……ううん。ダメだと思う……。」 フレイ「え?」 キール「そもそも、女性を騎士にしてなければこんな問題にはならなかったって。」 キール「そう言われたら、どうしようもないんだ……。」 キール「だから、女性の騎士なんて、辞めさせてしまえって、」 キール「そう言われちゃったら、反論のしようがないから……。」 フレイ「そんなのって……!」 キール「バカげてるよね。」 キール「でも、お姉ちゃんが男だったら、こんな話にはならなかった。」 キール「それはね、きっと、本当なんだよ。」 フレイ「…………。」 キール「はじめてのことって、受け入れるのがコワイから。」 キール「そういうものを、受け入れたくないって気持ち、」 キール「それで自分の居場所を守ろうとする気持ち、」 キール「そういうのは、ボクにも分かるよ。」 キール「でも……。」 キール「そんな後ろ向きな考え方、ボクは納得できないから。」 キール「だから、ボクはあきらめない。」 キール「……絶対に、あきらめたくないんだ。」 フレイ「キールくん……。」 キール「ゴメン。グチになっちゃったね。」 キール「アーサーさんに呼ばれてるから、もう行かないと。」 フレイ「…………。」 フレイ「じゃあ、私も一緒に行くよ。」 キール「え?」 フレイ「キールくんが倒れそうになったら、私が支えてあげるから。」 フレイ「だから、私も一緒に行く。」 キール「フレイさん……。」 キール「……うん。」 ※再度キールに話しかける キール「アーサーさんに呼ばれてるから行かないと。」 キール「一緒に、来てくれるんだよね?」 フレイ「うん。」 アーサーに話しかける キール「アーサーさん。」 アーサー「ああ、キール君。待ってましたよ。」 キール「あの……。」 アーサー「そうあせらずに。」 アーサー「お茶を入れますので、私の家でゆっくり話しましょう。」 アーサー宅 キール「それで、話って……。」 アーサー「まずはコレを。」 キール「金と、写真……?」 アーサー「カブ柄のポーチに入れてあった、キール君へのお礼の品です。」 アーサー「写真は、送った相手と、例のオルゴールですね。」 フレイ「じゃあ、これって……。」 アーサー「はい。」 アーサー「キールくんに渡すはずだった、先方からのお礼です。」 アーサー「私がビシュナル君から預かってきました。」 アーサー「彼からは何も聞いていませんがね。」 キール「…………。」 アーサー「それで、キール君はどうするつもりなんですか?」 キール「え?」 アーサー「フォルテさんのことです。」 キール「どうしてアーサーさんが……。」 アーサー「これでも私は王子です。」 アーサー「都の情報については、それなりに詳しいつもりですよ。」 キール「…………。」 アーサー「……しかし、皮肉なものです。」 フレイ「え?」 アーサー「今回、フォルテさんを引きずり下ろそうとしている相手。」 アーサー「その筆頭は『剣の貴族』ということでした。」 キール「え!?」 フレイ「それって……。」 アーサー「そのお礼の品を送ってくれた方ですよ。」 キール「じゃあ、この写真の人が……。」 キール「え……?」 フレイ「どうしたの?」 キール「この写真のオルゴール……。」 キール「異国のデザインに。小さなカギがついた引き出し……。」 キール「これ、お母さんのだ……。」 フレイ「え!?」 アーサー「どういうことですか?」 えっと……・お母さんの使ってた? ▼お母さんの使ってた? キール「そう。」 ▼えっと…… キール「お母さんのお気に入りだったオルゴールなんだ……。」 キール「入院してからも、まくら元にずっと置いてあって、」 キール「引き出しの中には、日記がしまってあった。」 キール「引き出しのカギは、お父さんが持ってたけど……。」 キール「ボクがみんなを守れるだけ強くなったら、」 キール「そのカギをゆずってくれるって、お父さんと約束した……。」 アーサー「形見のオルゴールというわけですか……。」 キール「でも、この形見のオルゴールが家からなくなって、」 キール「もうすっかり、カギの話も忘れかけてたのに……。」 キール「じゃあ、ボクは……。」 キール「自分のワガママで、お姉ちゃんを困らせて、」 キール「そのあげく、お姉ちゃんは、神竜の騎士失格だって言われて、」 キール「そのうえ……、」 キール「ボクは何も知らないまま、その相手にお母さんの形見を、」 キール「お姉ちゃんの大事なものを、勝手に……。」 キール「…………。」 フレイ「キールくん……。」 アーサー「相手もなかなかの大人物です。」 アーサー「理由を話せば、オルゴールは返してもらえるでしょう。」 フレイ「じゃあ、フォルテさんのことも――」 アーサー「いえ、それとこれとは話が別です。」 フレイ「え?」 アーサー「騎士として剣を抜いた以上、決着が付くまで剣を納められない。」 アーサー「剣の貴族を名乗る以上、そこは曲げられないでしょう。」 アーサー「向こうにも体面がありますから。それだけは退くに退けないはずです。」 フレイ「そんな……。」 アーサー「貴族というのは、そういうものなんですよ。」 キール「『赤の騎士』の伝説になぞらえたら……。」 アーサー「え?」 キール「彼が王様に形見の剣をささげたように、」 キール「もし、このオルゴールを、永遠に相手に預けるって誓ったら――」 アーサー「…………。」 アーサー「……なるほど。」 アーサー「相手も騎士の家系なら、それに答えてくれるはず。」 アーサー「それなら確かに、剣を納める理由にもなるでしょう。」 アーサー「ただ、あの話と今回の話をどう結びつけるか……。」 アーサー「いや、そうか。」 アーサー「フォルテさんの剣と一緒に、手紙をそえれば――」 キール「それはダメだよっ!!」 アーサー「え……?」 キール「あ……。」 フレイ「キールくん……。」 キール「……ごめんなさい。」 キール「でもこの話は、お姉ちゃんに内緒にしたいんだ。」 キール「今回のことは、ボクが原因で起こったことだから。」 アーサー「ですが、さすがにこの話は、フォルテさんの協力なしでは……。」 キール「……うん。」 キール「そうだよね。分かってる……。」 キール「……ゴメン。やっぱり今の話は忘れて。」 フレイ「キールくん……。」 アーサー「ですが――」 キール「うまくいきっこないもん。」 フレイ「え?」 キール「もともと、今の作戦は単なる思いつきだし、」 キール「それに、ボクの言葉じゃあ、相手に届きっこないよ……。」 フレイ「でも、このままじゃあ……。」 キール「……ダメなんだ。」 フレイ「え?」 キール「ボクの言葉じゃあ……。」 キール「ボクなんかの言葉じゃあ、きっと……。」 キール「…………。」 フレイ「キールくん?」 キール「あれ……?」 キール「なんだか……、……ちょっと、景色が…………。」 フレイ「キールくん!!ちょっと、キールくんったら!?」 病院 フォルテ「ジョーンズさん!キールは!?」 ジョーンズ「過労です。少し眠ればすぐによくなるでしょう。」 フォルテ「そうですか……。」 フォルテ「キール……。」 フォルテ「……もう、心配させて……。」 ナンシー「フレイちゃん。ちょっと。」 ナンシー「キールくんのこと、あなたは知ってるのよね?」 ナンシー「フォルテちゃんにも、内緒にしなきゃいけないことなの?」 ナンシー「……まあいいわ。」 ナンシー「それにしても、なつかしいわね。」 フレイ「え?」 ナンシー「あの二人よ。」 ナンシー「キールくん、あんまり体が丈夫じゃなくってね。」 ナンシー「よく病院に運び込まれてたのよ。」 ナンシー「特に、お母さんが亡くなってからは、体調をくずしがちになってね。」 ナンシー「そのたびに、フォルテちゃんが、あんな風に付きそってたわ。」 フレイ「…………。」 ナンシー「でも、これからは、あなたが支えてあげなきゃね。」 はい・そうですね ▼はい・そうですね ナンシー「あら。今度は答えられたわね。」 フレイ「え?」 ナンシー「ううん。なんでもない。」 ナンシー「それじゃ、がんばってね♪」 フレイ「はい。」 クローリカ「すみませ~ん。」 クローリカ「フォルテさんはいらっしゃいますか~?」 フォルテ「どうしました?」 クローリカ「ああ、フォルテさん。」 クローリカ「すみません。お仕事があるので、お城に戻ってきてもらえますか?」 フォルテ「……そうですか。」 フォルテ「分かりました。」 クローリカ「よろしくお願いします~。」 フレイ「…………。」 ※再度話しかける 〇ナンシー ナンシー「これからは、あなたがキールくんを支えてあげなきゃね。」 〇ジョーンズ ジョーンズ「キールくん、少々がんばり過ぎましたね。少し眠ればすぐによくなるでしょう。」 〇アーサー アーサー「私は、キール君の言葉が町に広がるのを何度も見ました。」 アーサー「彼が思っている以上に、彼の言葉には強い力がある。」 アーサー「私は、少なくともそう思っていますよ。」 アーサー「ですが……。」 アーサー「今の彼は、そんな自分を信じられないようですね。」 フレイ「…………。」 〇キール キール「ううん……。……おねえ、ちゃん……。」 フレイ(うなされてるみたい……。) フォルテに話しかける フレイ「フォルテさん……。」 フォルテ「…………。」 フォルテ「……私は、どうすればいいんでしょうね。」 フレイ「え?」 フォルテ「私が騎士になったのは、キールのためなんですよ。」 フォルテ「亡き母が、私に願ったから……。」 フォルテ「『キールを守って欲しい』と。」 フォルテ「そして、それが母の遺言になりました。」 フォルテ「だから私は、騎士になったんです。」 フォルテ「セルザウィード様の騎士ではなく、」 フォルテ「……弟の騎士にね。」 フレイ「そうだったんですか。」 フォルテ「ええ。キールは知らないでしょうけど。」 フォルテ「……自分勝手な動機でしょう?」 フレイ「そんなこと――」 フォルテ「でも、今の私は、その約束さえ守れていない。」 フォルテ「どうすればその約束を守れるのかも、分からない……。」 フレイ「フォルテさん……。」 フォルテ「あの子はどうして、鍛冶なんて始めたんでしょうね?」 フレイ「え……?」 フォルテ「いえ……。」 フォルテ「本当はもう、気付いてるのかもしれません。」 フォルテ「あの子が無理をしている理由も。」 フォルテ「それが、本当は誰のためなのかも。」 フォルテ「全部分かっているのに。」 フォルテ「いえ、全部分かっているからこそ……。」 フォルテ「私はまだ、心のどこかで、それを受け入れられないんです。」 フォルテ「私はあの子の騎士だから。」 フォルテ「私があの子を、守ってあげないといけないから……。」 フレイ「それって、どういう……。」 フォルテ「…………。」 ※再度フォルテに話しかける フォルテ「……私はあの子の騎士なんです。」 フォルテ「私があの子を、守ってあげないといけないんです。」 キールに話しかける キール「フレイさん……?」 フレイ「キールくん!」 フレイ「よかった。目を覚ましてたんだね。」 キール「うん……。」 キール「……ゴメン。心配、かけちゃったね……。」 気にしなくてもいいよ・今度おしおきね? ▼気にしなくてもいいよ キール「えへへ……。ありがと。」 ▼今度おしおきね? キール「あはは……。こわいなあ。」 キール「でも、ありがと……。」 キール「なんだかこの風景も、なつかしいな……。」 キール「ボクあんまり丈夫じゃなかったからさ。」 キール「よく、こうやって病院にお世話になったんだ。」 フレイ「うん。ナンシーさんから聞いた。」 キール「そっか……。」 キール「お姉ちゃんには、メイワクかけっぱなしだなあ。」 キール「今も昔も、ホントにさ……。」 フレイ「キールくん……。」 キール「最近ね、よく思いだすんだ。」 キール「亡くなったお母さんとのこと。」 フレイ「え……?」 キール「これは内緒なんだけどね。」 キール「お母さんが入院してからも、よく一人で会いに来てたんだよ。」 キール「悲しいことがあるたびに、大丈夫だって言ってほしくてさ。」 キール「……笑っちゃうよね。」 キール「ボクなんかより、お母さんの方が、よっぽどつらかったはずなのに。」 キール「大丈夫だって、言ってほしかったはずなのに……。」 フレイ「…………。」 キール「だから、お母さんは、お姉ちゃんに頼んだんだと思う。」 キール「ボクの騎士になってやってくれって。」 フレイ「キールくん……。知ってたの?」 キール「うん。知ってた。」 キール「ボク、病室の前で、二人の話を聞いてたから。」 フレイ「え……。」 キール「あの日、いつもみたいに、ボクはお母さんに会いに来てたんだ。」 キール「でも、お母さんがまだ眠ってたから、2階で遊ばせてもらってたんだよ。」 キール「あの日は雨が降っててね。」 キール「いつになったら晴れるんだろうって、窓際で本を読んでたんだ。」 キール「いつの間にか晴れた空から、オレンジ色の日が差し込んで、」 キール「階段をおりたおきには、お姉ちゃんとお母さんが話してた。」 キール「ボクは、こっそりかくれて待ってたんだよ。」 キール「話が終わった後、みんなを驚かせるつもりで。」 キール「それで、そのまま……。」 フレイ「……そっか。」 キール「あの時さ、お父さんも近くに居たんだ。」 フレイ「え……?」 キール「扉の前で、2人の話を聞いてたんだ。」 キール「今にも泣きそうな顔で、じっと、こぶしをにぎりしめて。」 フレイ「…………。」 キール「お姉ちゃんも、お母さんも、知らなかっただろうけど。」 キール「次の日、お父さんは、お姉ちゃんを騎士にするって決めた。」 キール「ボクは、それを見て、」 キール「みんなが幸せになれるなら、それでいいって思った。」 キール「それがいいって、思ったんだ……。」 フレイ「……うん。」 キール「お母さんが息を引き取った後、」 キール「お父さんとお姉ちゃんは、訓練ばかりの毎日だったなあ。」 キール「ボクは、家をキレイにして、ご飯を用意して、」 キール「あとは本を読んだりして……。」 キール「一人きりで、二人の帰りを待ってた。」 キール「結局さ、ボクはなにもできなかったんだ。」 キール「お姉ちゃんは、約束通り騎士になって、」 キール「お父さんも、もうここにはいなくて。」 キール「ボクは、たった一人、あのときのまま……。」 フレイ「…………。」 キール「……自信がないんだ。」 キール「ボクの言葉が、きちんと届いているのか。」 キール「みんなに嫌われてないか。独りになってやしないか。」 キール「そんなおくびょうな自分がキライで、変わりたいと思ったのに。」 キール「今度こそ、ボクも誰かを守れる人になりたいって。」 キール「そう、思ったのに……。」 キール「でも、やっぱり、ムリだったのかなぁ……。」 キール「ボクがもらえるはずだったあのオルゴールのカギも、」 キール「結局、どこにいったのか分からない……。」 キール「何かを守れるようになったら、ボクにくれるって約束だったのに。」 キール「言葉にして、約束したのに……。」 キール「……きちんと、言葉にしたはずなのにね……。」 キール「ウワサなんて信じるなって、お姉ちゃんはよく言うんだけどね、」 キール「ボクは、どんなウワサよりも、」 キール「ボク自信のほうが、ずっと、信じられないんだ。」 フレイ「キールくん……。」 キール「えへへ……。」 キール「全部、しゃべっちゃったなあ……。」 キール「……しゃべっちゃった。」 フレイ「…………。」 フレイ「……ちょっと、休んだら?」 キール「……うん、そうだね。」 キール「……ちょっと、しゃべりすぎて、つかれちゃったかも……。」 フレイ「おやすみ、キールくん。」 キール「うん。おやすみ。」 キール「……ゴメンね。」 フレイ「…………。」 ※再度キールに話しかける キール「…………。」 フレイ(キールくん……。) フレイ(一体、どうすれば、キールくんを助けられるんだろう……。) ※フォルテに話しかける フォルテ「キールのこと、バドさんも心配していました。」 フォルテ「普段はみっともない人ですが……。」 フォルテ「こんな時ばかりしっかりしてるんだから、ズルイですよね……。」 バドに話しかける バド「おオ。フレイ。」 フレイ「バドさん……。」 バド「キールの様子はどうだっタ?」 フレイ「…………。」 バド「浮かない顔だなア。どうしタ?」 フレイ「キールくんに、聞いたことがあるんです。」 フレイ「なんでウワサを広めるのかって。」 バド「ほウ。なんて言ってタ?」 フレイ「たしか、そうしてないと、落ち着かないからって――」 フレイ「呪いみたいなものかなって、言ってました。」 バド「呪い……ネ。」 フレイ「ちょっと気になるってくらいのことに、」 フレイ「呪いだなんて言葉、使うものでしょうか……。」 バド「…………。」 フレイ「バドさん、言ってましたよね?」 フレイ「キールくんがウワサを流すのは、強くなりたいからだって。」 バド「ああ、そんなことも言ったかもナ。」 フレイ「ちょっと、思ったんです。」 フレイ「もしかしたらキールくんは……、」 フレイ「自分の言葉に、きちんと力があるのかどうか。」 フレイ「どれだけの人が、自分の言葉を聞いてくれてるのか。」 フレイ「それを確かめるために、ウワサを広めちゃってるのかもって。」 バド「…………。」 バド「なア。フレイ。」 フレイ「はい。」 バド「今から、時間を作ってくれないカ?」 フレイ「え?」 バド「ウチで待ってるから。都合が付いたら顔を出してくレ。」 バド「キールのことで、大事な話があるんダ。」 フレイ「え?」 バド「待ってるゾ。」 ※再度バドに話しかける バド「ウチで待ってるから。都合が付いたら顔を出してくレ。」 バド「待ってるゾ。」 鍛冶屋 バド「よし、役者がそろったナ。」 フォルテ「フレイさん?」 フレイ「フォルテさん?」 フォルテ「バドさん。これはどういうことですか?」 バド「言ったロ?キールのことで話があるっテ。」 フォルテ「ですが……。」 バド「お前とキールが、今どんな立場に置かれてるのかは知ってル。」 フォルテ「どうして……。」 バド「これでも一応、親代わりだからなア。」 バド「子供が困ってるのを見たらまあ、色々と調べたりもするサ。」 フォルテ「バドさん……。」 バド「お前も知ってたんだろウ?フォルテ。」 バド「キールが何を隠してるのか。」 フォルテ「……はい。」 フレイ「どうして……。」 バド「アイツを助けるために、アイツを裏切ってくれる親友がいタ。」 バド「そういうことサ。」 フレイ「あ……。」 バド「でも、ソイツも言ってたけどナ。」 バド「今のアイツを助けられるのは、たぶん、キミだけダ。」 フレイ「え……?」 バド「なあ、フォルテ。」 バド「オマエも、認められないだけで、そう思ってるだロ?」 フォルテ「…………。」 バド「……やれやレ。」 バド「コイツはお前たちの父親から預かってたものダ。」 フォルテ「父から……!?」 バド「いつか、フォルテとキールの関係が、お互いを苦しめる時がくるかラ。」 バド「そのとき、二人のそばにいる人に、どうかこれを渡してくれってサ。」 バド「親友のたのみダ。受け取ってくれるカ?」 フレイ「え……?私に……!?」 バド「フォルテも、文句はないだろウ?」 フォルテ「…………。」 フォルテ「……ええ。私も、それが正しいと思う。」 バド「そういうわけダ。受け取ってくレ。」 フレイ「……はい。」 色あせた手紙を受け取った。 バド「で、なんて書いてあるんダ?」 フォルテ「おい!?読むのか!?」 バド「呼んでほしくなけりゃ、アイツはそう言って渡すだろウ。」 フォルテ「いやいや、そういう問題ではなく!」 バド「じゃあ、お前は読まなければいいサ。さ、開いてくレ。」 フレイ「あ、はい。」 フォルテ「よ、読まないとは一言も……!」 バド「もウ。じゃあどうするんだヨ?」 フォルテ「……ええい、しかたない!」 バド「仕方ないなら読まなくてもいいゾ?」 フォルテ「こ、この……!」 フォルテ「…………。……読ませて下さい。」 バド「よろしイ。」 フォルテ「なんで貴様がえらそうなんだ!?」 フレイ「あの……読みますよ?」 バド「どうゾ。」 フォルテ「おねがいします!」 フレイ「…………。」 この手紙を君が読むとき、 娘と息子は苦悩していることだろう。 それは、私の妻が、 私の子供にかけた呪いのせいだ。 そして、それを解くことをためらった おろかなこの父親のせいでもある。 この手紙を読む君へ。 どうか、 二人を助けてやってほしい。 今の君たちなら、 全てを受け入れられると信じている。 だから。 どうか、2人を守ってやってほしい。 フォルテ「呪い……?」 バド「それと、このカギも一緒に預かっタ。」 フレイ「これは……。」 フォルテ「秘密基地のカギ……?」 フレイ「え?」 フォルテ「見覚えがあります。いつも父が持っていたカギです。」 バド「秘密基地っていうと、黒曜館近くの小屋あたりだよナ。」 フォルテ「!?」 バド「なんダ?そんな意外そうな顔しテ。」 バド「オレはアイツの親友だゾ?子供の頃の話くらい聞いてるサ。」 フレイ「でも、家のカギにしては、ちょっと小さすぎるような……。」 バド「そうだなア。本当にそのカギであってるのカ?」 フォルテ「いや……。何か忘れてるような……。」 フォルテ「……そうだ!」 フォルテ「このカギは、たしか母のものだったんです。」 フォルテ「でも、倒れた母の代わりに、いつも父が持っていて……。」 フォルテ「でも、なんのカギだったのか……。」 フレイ「それって……!」 家のカギ・ココロのカギ・オルゴールのカギ ▼家のカギ フォルテ「いえ、それにしては、やはり小さすぎる……。」 →選択肢に戻る ▼ココロのカギ フォルテ「いえ、そんなファンタジックなものではありません。」 フレイ「すみません……。」 →選択肢に戻る ▼オルゴールのカギ フォルテ「そう!母のオルゴールのカギだ!」 フォルテ「でも、どうしてフレイさんがそのことを?」 フレイ「キールくんが話してくれたんです。」 フォルテ「え……?」 フレイ「いつか、何かを守れるようになったら、」 フレイ「そのカギをもらう約束をしてたんだって。」 フォルテ「そう、だったんですか。」 フォルテ「…………。」 バド「寂しいカ?」 フォルテ「え!?」 バド「姉の知らない弟のことを、彼女が知ってテ。」 フォルテ「そ、そんなことは……!」 フォルテ「……ない……です。」 フレイ「でも、このカギが手紙と一緒にあるってことは……。」 バド「渡すつもりだったんだろうナ。そのカギを、アイツに。」 フレイ「じゃあ、キールくんのお父さんは、キールくんとの約束を……。」 バド「…………。」 バド「このカギはフレイに預けル。」 フレイ「え……?」 バド「アイツの代わりに、キミの手から、キールに渡してやってくレ。」 フレイ「…………。」 フレイ「はい。」 フォルテ「…………。」 ※再度話しかける 〇バド バド「親友の頼みダ。」 バド「そのカギと手紙、キールに渡してやってくレ。」 バド「あとは、キミに任せるヨ。」 〇フォルテ フォルテ「……知らなかった。」 フォルテ「父とキールが、そんな約束をしていたなんて……。」 フォルテ「…………。」 病院 フレイ「キールくん!?」 フレイ「……まさか、病院を抜け出して……。」 ナンシーに話しかける ナンシー「キールくん、病院からぬけだしちゃったの!?」 ナンシー「そう……ごめんなさい。行き先に心当たりはないわ……。」 ジョーンズに話しかける ジョーンズ「キールくんが、病院を抜け出した!?」 ジョーンズ「すみません。少し目をはなしたスキに……。」 ビシュナルに話しかける ビシュナル「キールくんがいなくなったんですか?」 ビシュナル「もしかして自宅に戻ってるんじゃ……。」 フォルテ宅 キールに話しかける フレイ「キールくん!?」 キール「あ。フレイさん……。」 フレイ「ダメだよ!まだ寝てないと!」 キール「……そんなヒマ、ないんだ……。」 キール「お姉ちゃんを助けないと……。」 キール「そのための何かを、何とか、見つけないと……。」 フレイ「でも……!」 キール「そうしないと、お姉ちゃんは……。」 フレイ「…………。」 フレイ「それは本当に、フォルテさんのためなの?」 キール「え……?」 フレイ「キールくんがフォルテさんを助けたいのはどうして?」 キール「それは……。」 フレイ「それがフォルテさんのためになるって思ってるから?」 フレイ「それとも、」 フレイ「そうしてないと、不安だから?」 キール「……!」 フレイ「キールくん、言ってたよね?」 フレイ「みんなに嫌われてないか、いつも不安だって。」 フレイ「今もそうなんじゃないの?」 フレイ「自分のせいで、誰かを傷つけたくないから。」 フレイ「それで、誰かに嫌われるのが怖いから。」 フレイ「そうなるくらいなら、自分が倒れた方がマシだって、」 フレイ「そう思ってるんじゃないの?」 キール「…………。」 キール「……でも、……だとしても。」 キール「それの何が悪いの!?」 キール「逃げてたっていいじゃない!」 キール「それで誰かが幸せになれるなら、誰も傷つかないですむなら、」 キール「それって幸せなことじゃないの!?」 フレイ「…………。」 そうかもね・でも……。 ▼そうかもね フレイ「……でもさ。」 ▼でも……。 フレイ「それなら、もしキールくんが幸せを見つけたとして、」 フレイ「けど、その幸せを守るために、誰かを傷つけるしかないって分かったら、」 フレイ「キールくんはどうするの?」 キール「それは……。」 フレイ「たとえ、幸せを見つけたとしても、」 フレイ「きちんとつかみ取らない限り、手には入らないんだよ?」 キール「…………。」 フレイ「その手で守ろうとしない限り、」 フレイ「どんなに望んでも、手のひらの上を通り過ぎていくだけだよ。」 フレイ「キールくんはそれでいいの?」 キール「ボクは……。」 フレイ「ただ眺めてるだけはイヤだから、」 フレイ「守られてるだけがイヤだから、何かを守りたいって思ったんじゃないの?」 キール「……ボクだって!」 キール「ボクだって、大切なものを守りたいよ……!」 キール「お姉ちゃんのことも!この町のみんなのことも!!」 キール「フレイさんとも、ずっと一緒に居たい!!」 キール「でも――」 フレイ「じゃあ、守ってよ。」 キール「え……?」 カギを渡す ▼カギを渡す キール「このカギ……。」 キール「お母さんのオルゴールの!?」 フレイ「うん。」 フレイ「それと、お父さんからの手紙も。」 キール「お父さんから……?」 フレイ「バドさんが預かってたんだって。」 フレイ「いつか、フォルテさんとキールくんがお互いを苦しめる時がくるから。」 フレイ「そのとき、二人のそばにいる人に、これを渡してくれって。」 フレイ「そう、書いてあった。」 キール「…………。」 キール「……読んでも、いいかな?」 フレイ「うん。」 キール「…………。」 キール「ねえ、フレイさん。」 フレイ「なに?」 キール「……お父さんは、気付いていたのかな?」 フレイ「え?」 キール「守るためには、傷つける勇気も必要なのに、」 キール「傷つく覚悟も必要なのに。」 キール「ボクはずっと、嫌われるのを怖がってばかりいたから……。」 キール「どうしても、その先に踏み出せなかったから。」 キール「だから……。」 キール「お父さんは、このカギを、ボクに渡せなかったのかな……?」 フレイ「…………。」 キール「でも……忘れてなかったんだ。」 キール「あの約束……。」 キール「ずっと、守ろうとしてたんだね。」 フレイ「うん。」 キール「ボクの言葉は……、」 キール「きちんと、届いてたんだ……っ。」 フレイ「……うん。」 キール「…………。」 キール「ねえ、フレイさん……。」 『ボクは愛されてた…かな』(ムービーセリフ) キール「…………。」 キール「フレイさん」 フレイ「ん?」 キール「もうちょっとだけ、ワガママに付き合ってほしいんだ。」 キール「どうしても、お姉ちゃんに、伝えたいことがあるから。」 キール「だから……。」 フレイ「……私も付いてっていいの?」 キール「うん。」 キール「……ううん、ちがう。」 キール「フレイさんに、ついてきて欲しいんだ。」 キール「キミにだけは、見届けてほしいんだ。」 フレイ「キールくん……。」 フレイ「……うん、分かった。」 キール「ありがとう。」 キール「それじゃあ、行こっか。」 ※再度キールに話しかける キール「お姉ちゃんのところに行こ。」 キール「それから……。」 キール「……ううん。これは、また後でいいや。」 ※ビシュナルに話しかける ビシュナル「キールくん……。」 ビシュナル「あの!王都からの手紙の件なんですけど――」 キール「飛行場で待っててくれるかな?」 ビシュナル「え?」 キール「ボクも後で行くから。」 キール「お姉ちゃんと一緒に。」 ビシュナル「キールくん……。」 キール「お願いします。」 ビシュナル「…………。」 ビシュナル「はい。分かりました。」 鍛冶屋 フォルテに話しかける キール「お姉ちゃん……。」 フォルテ「キール……。」 フォルテ「なんだ?」 キール「これ、読んでくれるかな?」 フォルテ「これは?」 キール「王都からの手紙。」 フレイ「キールくん……。」 フォルテ「…………。」 フォルテ「もう知っているよ。」 キール「え……?」 フォルテ「知っていたんだ。全部。」 キール「そっか……。…………。」 キール「……じゃあ、この写真のことは?」 フォルテ「……?」 キール「アーサーさんに頼まれて、ボクらが見つけたオルゴール。」 フォルテ「このオルゴールは、母さんの……?」 キール「……うん。」 キール「ボクがウワサを広めたせいで、このオルゴールが無くなって、」 キール「そして、それを届けた相手が、」 キール「いま、お姉ちゃんをここから追い出そうとしてる相手だった。」 フォルテ「……!」 フォルテ「…………。」 フォルテ「……そうか。」 キール「……怒ってないの?」 フォルテ「どうだろうな……。」 フォルテ「悲しいのと悔しいのとがないまぜになって、」 フォルテ「正直、よく分からない……。」 キール「…………。」 フォルテ「それで、お前はどうしたいんだ?」 キール「え……?」 フォルテ「お前が選んだ道なら、私は全力でそれを守る。」 フォルテ「それが……。」 フォルテ「姉としての、私のつとめだ。」 キール「……うん。」 キール「お姉ちゃんは、そうやっていつも、ボクの味方でいてくれたよね。」 キール「どんなときでも。」 キール「お姉ちゃんは、ボクをずっと守ってくれた。」 キール「たとえ、自分がどんなに傷ついたって……。」 フォルテ「キール……?」 キール「ねえ、お姉ちゃん。」 キール「もう終わりにしよう?」 フォルテ「え……?」 キール「もう、イヤなんだ。」 キール「守るだけも、守られるだけも。」 キール「たぶん、どっちもツライんだ。」 キール「守られてることが。」 キール「守ることが出来ないのが。」 キール「もう、ツライんだ……。」 フォルテ「キール、お前――」 キール「今までありがとう。」 キール「ボクのことを守ってくれて。」 キール「でも……、」 キール「ボクの騎士でいるのは、今日でおしまい。」 フォルテ「お前……知ってたのか?」 キール「うん。」 キール「全部、知ってた。」 キール「お母さんとお姉ちゃんが交わした約束も。」 キール「お父さんがそれを見てたことも。」 フォルテ「……え?」 キール「でも、お父さんは何も言わなかった。」 キール「何も言わずに、お姉ちゃんの意志を受け入れた。」 キール「だからボクは、騎士になるのをあきらめたんだ。」 キール「それが、みんなの望んでることだって思ったから。」 フォルテ「……お前、まさか……。」 キール「うん。」 キール「本当は、ボクだって、誰かを守れる人になりたかった。」 キール「そんな風になりたいって、ずっと思ってたんだ。」 フォルテ「それなら……!」 フォルテ「それならなんで、最初からそう言わなかったんだ!?」 キール「……ゴメンね。」 フォルテ「なんでお前が謝るんだっ!」 フォルテ「何も知らなかったのは、私の方で……!」 フォルテ「私はずっと、お前を守ってるつもりで……!」 フォルテ「お前を、ずっと傷つけて……っ!」 キール「ちがうよ。」 キール「ボクたちは、ただ、守られてただけだった。」 キール「お互いのことを守ってるつもりで、」 キール「お互いに、ずっと守られてたんだ。」 フォルテ「…………。」 キール「でもね、お姉ちゃん。」 キール「ボクは見つけたよ。」 キール「本当に守りたいこと。」 キール「そのためになら、いつだって戦える。」 キール「たとえ、そのせいで、誰かを傷つけることになっても。」 キール「彼女を守るためなら、ボクは戦う。」 キール「戦えるんだ。」 フォルテ「キール……。」 キール「ボクはこれから、守る人になるよ。」 キール「この手で。フレイさんを守れるように。」 キール「強くなるから。」 キール「強くなってみせるから。」 フォルテ「…………。」 フォルテ「お前はもう、私に守られてるだけではいてくれないんだな。」 キール「うん。」 キール「……ゴメンね。」 フォルテ「謝るな。」 フォルテ「それが正しいと思うなら、謝るべきじゃない。」 キール「……うん。」 キール「ねえ、お姉ちゃん。」 フォルテ「なんだ?」 キール「ありがとう。」 キール「いままで、ボクを守ってくれて。」 フォルテ「……ああ。」 フォルテ「ありがとう。」 フォルテ「いままで、私に守られてくれて。」 キール「……うん。」 フォルテ「だが、忘れないでくれ。」 キール「なにを?」 フォルテ「それでも、お前は私の弟だってことを。」 フォルテ「これからも。どんなことがあっても。」 フォルテ「お前は、私の弟なんだ。」 キール「……うん。」 フォルテ「それで、王都からの手紙はどうする?」 キール「うん。そのことなんだけど……。」 キール「『赤の騎士』の伝説になぞらえてみようと思うんだ。」 フレイ「それって……。」 フォルテ「どういうことだ?」 キール「今回のことは、色んな誤解があって、こんな風にこじれちゃったけど。」 キール「向こうだって、それにはもう気付いてるはずだよ。」 フォルテ「だが、相手は騎士の中の騎士だ。」 フォルテ「一度抜いた剣を、そうやすやすと納めることはできまい。」 キール「だから、騎士として、剣を納める理由をあげるんだよ。」 フォルテ「どういうことだ?」 キール「この写真のオルゴールを、相手に預けたままにするんだ。」 キール「赤の騎士が、形見の剣を王に預けたように、」 キール「この形見のオルゴールと、お姉ちゃんの剣を相手に送るんだ。」 フォルテ「赤の騎士が、当時の王に、自らの騎士道を示したようにか……」 フォルテ「確かにそれなら、同じ騎士として無視はできまい。」 フォルテ「だが、それは……。」 フォルテ「……母さんの形見を、永遠に失うということだぞ……?」 キール「……うん。」 キール「だから、お姉ちゃんに確かめたいんだ。」 キール「それでいいかって。」 フォルテ「…………。」 フォルテ「……では、剣は私が届けよう。」 キール「え……?」 フォルテ「手紙はお前に任せる。」 フォルテ「私は、剣を振ることしかできないからな。」 フォルテ「相手を説得できるかは、その筆にかかっている。」 フォルテ「たのんだぞ。」 キール「お姉ちゃん……。」 キール「大丈夫。もう用意はしてあるよ。」 フレイ「え……?」 キール「準備はしてあったんだ。」 キール「でも、最後の一歩を、どうしても踏み出せなかった。」 キール「一人きりじゃあ、きっとずっと、踏み出せなかった。」 キール「でも……。」 キール「キミが居たから、ボクは変われたんだ。」 フレイ「キールくん……。」 フォルテ「では、私は一足先に飛行場へ向かおう。」 フォルテ「フレイさん。」 フレイ「はい。」 フォルテ「キールのこと、よろしくお願いします。」 フレイ「……!」 フォルテ「剣がなければ、騎士は戦えませんから。」 フォルテ「剣を使わない戦いは、あなた方に任せますよ。」 フレイ「……はい!」 フォルテ「それでは。」 ※キールに話しかける キール「飛行場へ行こう、フレイさん。」 キール「この手紙を届けに。」 飛行場 キール「アーサーさん。お姉ちゃん。」 フォルテ「キール。手紙は持ってきたのか?」 キール「うん。」 アーサー「……本当に、これでいいんですね?」 フォルテ「はい。」 キール「……お願いします。」 アーサー「分かりました。」 ビシュナル「キールくん……。」 キール「手紙のこと、お姉ちゃんに教えたのはビシュナルくんなんだよね?」 ビシュナル「…………。」 ビシュナル「……すみません。」 キール「ううん。違うんだ。」 ビシュナル「え……?」 キール「あのままだったら、ボク、きっとダメになってたから。」 キール「一人で何とかしなきゃって思って、一人きりになるところだった。」 キール「一人でなんでもできるって思い込んで、」 キール「本当に、何もかもなくして、一人っきりに。」 キール「だから……。」 キール「ありがとう。」 キール「ビシュナルくんが友達でいてくれて、よかった。」 ビシュナル「……はい!」 アーサー「出発しますよ。」 フォルテ「行ってしまったな……。」 キール「うん……。」 アーサー「それでは、私たちもそろそろ。」 ビシュナル「……そうですね。」 キール「ねえ、お姉ちゃん。」 フォルテ「なんだ?」 キール「……ごめんね。」 フォルテ「謝るな。」 フォルテ「剣を抜いたことを後悔するな。戦うことに誇りを持て。」 フォルテ「お互いにそう信じているから、」 フォルテ「騎士というのは、どんな結末でも、胸を張って受け入れられる。」 キール「そっか……。」 キール「……でも、ボクにはできないよ。そんなこと。」 フォルテ「なに?」 キール「ボクは騎士じゃないから。」 キール「なにが正しくて、間違ってるかなんて、なに一つ自信がないし、」 キール「だから、間違ってたと思ったら謝るし、ウジウジ後悔もすると思う。」 キール「でもね、」 キール「それでも、きちんと立ち上がるよ。」 キール「後悔したり、謝ったり、間違ってたって思っても、」 キール「大切なものを守ることだけは、絶対にあきらめたりしない。」 キール「もう、絶対に。」 フォルテ「…………。」 フォルテ「……強いな、お前は。」 キール「え?」 フォルテ「いいや。」 フォルテ「私も、騎士として、新たな剣が必要だと思っただけだ。」 フォルテ「何を守るべきか。もう一度、考え直してみる。」 キール「そっか……。」 キール「じゃあコレ、お姉ちゃんに。」 フォルテ「これは……?」 キール「ボクの作った剣だよ。」 フォルテ「え……?」 キール「武器を作ったのは初めてだから、切れ味は全然だけど……。」 キール「でも、折れないように、何度も何度も打ったから。」 フォルテ「わたしのために……。」 バド「丈夫さはオレも保障するヨ。」 バド「いつも渡してるナマクラとは、わけが違うからナ。」 フォルテ「…………。」 フォルテ「……ああ、そうだな。」 フォルテ「今度は、きっと折れない。」 キール「うん。」 フォルテ「それじゃあ、私は先に行くよ。」 フォルテ「……がんばれよ、キール。」 キール「え?」 フォルテ「言っただろう?全部知っていたと。」 キール「あ……。」 フォルテ「それじゃあな。」 バド「さてと、オレもそろそろ昼寝に戻るかなア。」 バド「っと、その前に、これは独り言なんだガ。」 キール「え?」 バド「一度だけ酔いつぶれた親友が、オレに言ったことダ。」 バド「恥ずかしいから、息子たちには絶対に言うなと口止めされてたガ。」 バド「アイツ、ほこらしげに言ってたゾ。」 バド「『騎士は、剣を抜くことでしか戦えない』」 バド「『だが、キールは違う』」 バド「『違う力を持ってるんだ』」 バド「『あいつはいつか、誰よりも強くなる』」 バド「『それこそ、赤の騎士にも負けないくらいに』」 バド「『なぜなら――』」 バド「『俺の自慢の息子なんだから』……ってサ。」 キール「本当に……、お父さんが、そんなこと……?」 バド「言っただロ?独り言だっテ。」 バド「独り言で、ウソなんて言わないサ。」 キール「……っ。」 キール「……そっか。」 キール「……お父さんが、そんなこと……。」 キール「ねえ、フレイさん」 フレイ「うん。」 キール「ボク、愛されてたみたいだよ。」 フレイ「うん、そうだね。」 キール「うん……。」 キール「…………。」 キール「……愛されて、たんだ。」 フレイ「…………。」 フレイ「……うん。」 キール「…………っ。」 自室前 フレイ「送ってくれてありがとう。」 キール「ううん。お礼を言うのはこっちの方だよ。」 キール「ありがとう。」 キール「ありがとう、フレイさん。」 フレイ「うん。」 キール「それから……。」 キール「(ちゅっ)」 フレイ「え……?」 キール「これからも、ずっとずーっと、よろしくね。」 フレイ「あ、うん……。」 キール「それじゃあ、また。」 キール「あ、まって!」 フレイ「……?」 キール「えっとね……。」 キール「はい、コレ。」 フレイ「これ……結婚指輪!?」 キール「そう。」 キール「実は、最初に作り始めたのは、この指輪だったんだ。」 キール「材料集めからはじめて、バドさんに作り方を教えてもらって、」 キール「なんとか形にするまで、ちょっと、時間かかちゃったけど……。」 フレイ「そうだったんだ……。」 キール「……あのね、この指輪を作ってるとき、」 キール「ちょっとだけ、父さんの気持ちが分かったような気がしたんだ。」 フレイ「え……?」 キール「大切な人が喜ぶ顔を想像すると、それだけで心臓ドクドクってなって、」 キール「その笑顔を、ずっと守りたいって思った。」 キール「そのためなら、たとえ自分がその人に嫌われても……」 キール「それはやっぱりイヤだけど……、……でも、しょうがないって。」 フレイ「…………。」 キール「喜んでほしいのに、悲しませてもいいなんてね。」 キール「矛盾してるのに……、でも、根っこは同じ気持ちなんだよ。」 キール「これがきっと、……愛してるってことなんだね。」 フレイ「キールくん……。」 キール「フレイさん。」 フレイ「はい。」 キール「ボクは、キミを愛しています。」 フレイ「……!」 キール「だから――」 キール「ボクと、結婚してください。」 はい・ごめんなさい ▼ごめんなさい キール「……そっか。」 キール「ボクの全部じゃ……、足りなかったみたいだね……。」 キール「…………。」 キール「そろそろ帰らなきゃ。それじゃあね……。」 ※再度キールに話しかける キール「フレイさん。ボクは大切なものを守るよ。」 ▼はい 「うん。」 「ボクの全部をかけて、キミを幸せにしてみせるから。」 フレイ「……うん。」 →結婚式
https://w.atwiki.jp/assaultinfo/pages/36.html
Assault新メンバー情報! ●Assaultでは、幹部審査制で入隊を受け付けています。 8月15日、リーダー特許により、-D-Assault-77さんが審査なしで入隊しました。 (メンバー募集締め切りの手前だったため、審査をカットしていました) また、16日の午前、副リーダーの-D-Assault-cavataさんの推薦により、一名、特別入隊となりました。 -D-Assault-77さんとの戦績 15日午後、副隊長のcavataさん、指揮担当の104さんと私で金塊対戦をしました。 その時は、初めての77さんとの参戦になりました。分隊を組まなかったにも関わらず、4人はずっと仲間でプレイすることが出来、素晴らしい戦いでした。 77さんはEOL/ATKにて、900P越えをされるなど、かなりの戦力のようです。 今後とも宜しくお願い致します。このように、素晴らしい方々が入隊してきた中、大した実力の無いリーダーは大丈夫なのか、心配で御座います…。 ※現在、入隊についてはお受け付けしていません。 詳しくは-入隊締め切りのお知らせをご覧下さいますよう、お願い申し上げます。
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/4123.html
鋼の騎士雷鋼 アイドレスWiKiの該当ページ L:鋼の騎士雷鋼 = { t:名称 = 鋼の騎士雷鋼(個人ACE) t:要点 = 緑色の短い髪,優しい瞳の,きりりとした t:周辺環境 = 戦場 t:評価 = 全能力38 t:特殊 = { *鋼の騎士雷鋼のACEカテゴリ = 個人ACEとして扱う。 *鋼の騎士雷鋼のみなし職業 = 絶技使い,騎士,ムラマサ3,イアイドとしてみなす。 *鋼の騎士雷鋼の位置づけ = 高原アララと高原鋼一郎の息子としてみなす。 *鋼の騎士雷鋼は自身を目標にした白兵攻撃を無効化する。 *鋼の騎士雷鋼は自身を目標にした射撃攻撃を無効化する。 } t:→次のアイドレス = 巌の楯(絶技),鋼の腕(絶技),はるからの加護(強制イベント),大振り(技術) } 能力 ACEのみなし職業の消費質疑によりACEは燃料消費しません(能力部分にはいちおう表示してます) 絶技使いの能力は不明 *騎士の位置づけ = ,,,剣士系。 *騎士の白兵距離戦闘行為補正 = 白兵距離戦闘行為,,条件発動,(白兵距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。#白兵距離戦闘評価:可能:(体格+筋力)÷2 *騎士の近距離戦闘行為補正 = 近距離戦闘行為,,条件発動,(近距離での)攻撃、評価+2、燃料-1万t。#近距離戦闘評価:可能:(敏捷+筋力)/2 *騎士の防御補正 = ,,任意発動,防御、評価+3、燃料-1万t。#防御評価:受動:(体格+耐久力)/2 *騎士の長距離移動能力 = ,,任意発動,AR4距離の移動をAR1で行うことができる。 *ムラマサ3は射撃を受けた場合の装甲判定に必ず成功する。 *ムラマサ3は白兵戦闘行為が出来、この時、攻撃、防御、移動判定は評価+8され、燃料は必ず-4万tされる。 *ムラマサ3は低物理域では行動できないが、なりそこないにならない。 *イアイドの位置づけ = ,,,剣士系。 *イアイドの編成制限 = ,,,個人騎士団でしか編成できない。 *イアイドの白兵距離戦闘行為補正 = 白兵距離戦闘行為,,条件発動,(白兵距離での){攻撃,防御,移動}、評価+4、燃料-2万t。#白兵距離戦闘評価:可能:(体格+筋力)÷2 *イアイドの近距離戦闘行為補正 = 近距離戦闘行為,,条件発動,(近距離での){攻撃,防御,移動}、評価+4、燃料-1万t。#近距離戦闘評価:可能:(敏捷+筋力)/2 *イアイドの特殊能力 = ,,条件発動,AR1距離を無視して攻撃できる。 派生前 稲妻の騎士雷鋼(プロモ前)→高原雷鋼
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20158.html
登録日:2011/04/10(日) 17 57 13 更新日:2023/12/28 Thu 20 50 21NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 BIOMEGA CEU バイオメガ ヒクイデ 公衆衛生局 漢 BIOMEGAに登場する人物。 公衆衛生局が擁する強制執行部隊、通称CEUに所属する巡回査察員。 インパクト有りまくる不気味なマスクに、鉈のような刀剣に鎖を付けて、タワシに見える分銅のような物を三つと、誰が見ても悪役にしか見えない風貌。 がそんな外見とは裏腹に、寡黙で職人気質、意外と律儀な性格。ついでに空気も読める渋メン。 タイラを追って、彼女を回収したコズロフを追い詰める。この時のここで壬二銖の放った弾丸で遠くまで落とされている。 この時戦っていたのは、通常運転している電車の上。この世界の電車が何キロ出てるか分からないが、撃ち落とされておきながら、何事もないように帰ってきている 彼女が雑魚を一掃したタイミングで、屋根を切り裂きながら突進。車両の前についた途端、屋根をぶち抜いて再登場、この時の格好良さは異常。因みに、傷は不意打ちされたマスクの焦げ痕くらい、色々吹っ飛んでいる。 出てくるタイミングを見計らい、放たれた最大加速弾を、読んでいたかのようにあっさり回避。お返しに剣を投擲、重二輪の爪を持っていき二銖の頭を掠めた。 その後は車両を切り離され、列車ごと置き去りされた。相当頭にきたらしく、青筋が浮かんでいる。脳内出血しかねないくらいに。 単行本巻末では、東亜重工のエージェント、丁五宇を殺害。この時、既に五宇の片手足をへし折っており、時間稼ぎのために瓦礫の下敷きにされている。 瓦礫の下敷きにされても、豪快に瓦礫をどけて、何事もないかのように平然としていた。 またタイラを搭載した重二輪を真っ二つにしている。作中を通してみても、復物主の世界になるまで東亜重工の重二輪や、彼らのスーツを通り越して内部にダメージを与えたのは、カーダルとヒグイデ、名無しの巡回査察員の三人のみ。 左断士官?避けて殴っただけですよ彼は。 本部から送られたイケメン達には冷たく、出会い頭に帰れ発言。身内以外には結構冷たいようだ。 対盤の際には、同じように片腕を無くして挑む辺り、彼の律儀さがうかがえる。対盤の時だけ、彼の貴重なエプロン姿が見れる。こっそり衣装チェンジもしてたり。 結果的に対盤には勝つが、イケメンの超加速した斬撃に胸まで切り裂かれた。対して彼は投擲で足を持っていき、切り裂かれるタイミングで、イケメンの頭 を斬り落とした。 肉を斬らせて、骨を断つとは言うが、些か斬らせ過ぎです。 DRF本部侵攻の際には、鎖は付けず、普通の刀剣に持ち変えている。また装備も騎士甲冑を思わせる物になっている。 何気にちょいちょい衣装を変えているあたり、オシャレさんである。 公衆衛生局のCEUが、次々と駆逐されていく中、単騎で黙々と戦い続けていた。男は背中で語るものなのか、ただの後ろ姿だけでも、かなりの格好良さが感じられる。 その後、DRFの小型飛行艦から撃ち落とされたニアルディに銃を向ける造一に加担する。 右断士官に対して お前の相手は俺だ の一言のみ。空気を読めるか読めないかの違い一つで、人とはここまで格好良く、渋くなれることを身を張って教えてくれたのだ。 そのまま右断士官と死闘を繰り広げていたが、渾身の一撃で首から先を、愛刀ごと砕いた。 だが、逆相写像重合体によって、変容していく胚珠に呑み込まれてしまった。 出番は終了かと思われたが、再生利用に定評のある弐瓶勉が、それで終わらさなかった。 復物主の世界にて、転送と言う形で再登場を果たした。 イヤークに落っこちてイルンゴルヌルカ姫の元に運ばれた。 ここで、不気味なマスクの下が遂に晒されたわけだが、まさかの渋メン。まさしくオッサンホイホイである。 成り行きでイヤークに滞在することになった彼は、あれこれ疑問に思っていたが、右腕が不可視になる怪現象が起こる。 普通は、気味悪いと遠縁するものだ。だがイルンゴルヌルカ姫は 「不可視だが、感触はあるぞ」 と、不気味がることもなく寛容な心で、ヒグイデさんのハートをキャッチ。 ハイスピードバトルにも定評のある弐瓶勉だが、セクロスへもハイスピードだった。 セクロス後もあって、不意を突かれて奇襲を許し怪我を負い、イルンゴルヌルカ姫も連れ拐われてしまう。 姫が交渉で自分の身代わりになったことを知ると、早速救出へ。臣下から剣と盾を渡され、ますます救世主ぽくなる。 そして発狂レンズのレーザーよりも速く動いてみせる。盾は途中で投げ捨てました。やはり守ると言う言葉は、彼の辞書には無いようだ。 あっさりとチャイドドリンの根城へ侵入し、姫にナニかしようとしていたチャイドドリンを、重機ごと根城を破壊。 しぶとく生きていたが、頭を踏み砕いて終了した。 救世主の如く、無双して姫もイヤークも救ってしまったヒグイデだったが、歓喜の声を聞かぬまま、不可視現象が全身に行き渡り、再び何処かへ転送されてしまった。 以後、行方不明となる……。ヒドイデ、作者………。 ヒグイデ「貴様等の手は借りん、今直ぐwiki篭りに引き返せ」 イケメン「お前等が追記・修正如きに窮していなければ、俺達が来る必要も無かったがな」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] イグひで?(難聴) -- 名無しさん (2014-05-10 09 25 05) シドニアの騎士の作中作としてこいつが出てたりする -- 名無しさん (2014-06-03 15 18 08) 衛人操縦士の中に良く似たキャラが一コマだけ出演 -- 名無しさん (2015-05-19 19 30 46) にびんセンセ曰くそれヒグイデらしいよ。当然本人なわきゃないだろうけど…だよね? -- 名無しさん (2016-04-18 10 10 05) いわゆるスターシステムでしょう -- 名無しさん (2016-06-29 17 15 34) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/11099123/pages/35.html
ポケモンカードの情報を載せていきます
https://w.atwiki.jp/horserace/pages/3378.html
プライムウィッシュをお気に入りに追加 プライムウィッシュの情報をまとめています。リンク先には学生・未成年の方には不適切な表現内容が含まれる場合があります。またリンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。 プライムウィッシュ <保存課> 使い方 サイト名 URL プライムウィッシュ <情報1課> #bf プライムウィッシュ <情報2課> #blogsearch2 プライムウィッシュ <情報3課> #technorati プライムウィッシュ <報道課> au、Xperia 1 III/5 IIIの「5G機種変更おトク割」を1万1000円に増額(ITmedia Mobile) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 伊藤さとしのプライムフィッシング【両ダンゴの底釣り:第5回】 (2021年11月1日) - エキサイトニュース BAP出身デヒョン&SF9 ジュホ出演、ドラマ「ミールキッド」Amazon Prime Video韓流チャンネルにて日本初独占配信スタート(Kstyle) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 小室眞子さんは“甘い”「肉じゃが」新婚生活も、義母の職場は絶縁で「もう知らない」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース au、使い放題MAXを6カ月割り引く「au応援割(U30)」 Amazonプライムが1年ついてくる特典も - - ITmedia Mobile Amazonがタイムセール祭りを開催中! 10月31日(日)23 59まで。エンガジェットではセール記事更新中 - Engadget日本版 Netflixの独走許すまじ!「ディズニー+」が日本で制作、世界配信する作品とは (2021年10月25日) - エキサイトニュース Amazonプライムビデオ『バチェラー・ジャパン』シーズン4のバチェラーがついに解禁!『バチェロレッテ・ジャパン』の黄皓が就任 - Qetic 【トヨタ ハイエースバン】200系 グーネット動画カタログ - Goo-net(グーネット) 声優・宮野真守が社交ダンス講師に!? Prime Video新CMに“宮野先生”役で出演 (2021年10月16日) - エキサイトニュース 「HUAWEI MatePad 11」は”あの環境”が大丈夫ならビデオ&書籍鑑賞に間違いなくオススメ - ケータイ Watch NTTドコモのオンライン専用料金プラン「ahamo」契約者がAmazonプライム会員になると最大1500ポイントがもらえるキャンペーンが実施中 - S-MAX Amazon「Fire TV Stick 4K Max」は買い? 新旧比較で分かった快適さの違い(PHILE WEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ジャスティン・ビーバー、新ドキュメンタリー映画の予告編が公開。10/8からAmazon Primeで配信 - https //www.udiscovermusic.com/ 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、10/16より見放題配信スタート! - PHILE WEB - PHILE WEB 韓ドラ「ウェルカム2 ライフ」がアマプラで独占配信 RAINが1人2役で主演の最新作(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Amazonプライムビデオ:10月の新作は「王様ランキング」「ファイナル・プラン」「樹海村」「ラストサマー」など - Engadget日本版 「ワクチンパスポート」運用のシンガポール、未接種者との区別や“厳しい規制”への賛否(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース Amazon Prime Video、テレビ版「鬼滅の刃」無限列車編が追加!『シドニアの騎士 あいつむぐほし』など10月配信開始 - PHILE WEB - PHILE WEB ユアサプライムス、アンティーク調天板のフラットヒーターこたつ2種を先行販売開始 - 価格.com アマゾンのMMORPG「New World」、初日から同時接続数70万人以上 - Engadget日本版 Amazonプライムデーにて、ベストセラー商品に選ばれた『VALXホエイプロテイン』から新フレーバー抹茶風味が9月25日(土)に新発売 - PR TIMES 「Amazonブラックフライデー」をもっとお得に! 買う前に必ずやるべきこと【12/2まで】 - エキサイトニュース エピソード5で正体を明かした“マスクド・シンガー”は?【ネタバレあり】(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ドキュメンタリー『Justin Bieber Our World』が10月8日からAmazonプライム・ビデオで配信決定 - https //www.udiscovermusic.com/ トラウマ級名作『ミッドサマー』、今日から見放題配信開始。9/23にはAmazon Prime Videoにも - PHILE WEB - PHILE WEB KDDIとベイスターズ、多視点映像で試合を観戦できるアプリ「ベイプラ」を提供 - ケータイ Watch アニメ『すばらしきこのせかい The Animation』じつは参加者は全員……!? 謎の死神ゲームの先に待ち受ける主人公の運命は【アマゾンプライムビデオおすすめ】(ファミ通.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アンジェリーナ・ジョリーVSニコラス・ホルト 死闘を繰り広げる「モンタナの目撃者」本編映像 - 映画.com Amazonプライムビデオに9月の新作が追加:目玉は「007シリーズ」全24作品。6月に劇場公開されたばかりの邦画の人気作も! - Engadget 日本版 Zeebra、密集フェス謝罪は「自己保身」 イベントの“最重要人物”にのしかかる重い責任(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース CHUWI、「HiPad Pro」がAmazonプライムビデオのHD画質に対応していなかったと陳謝 - マイナビニュース 篠原涼子、市村正親の長男・優汰の舞台デビューで霞んでいくグァンスとの「不倫疑惑」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【独自】「“鼻から牛乳”は日本のジョークです」ウィシュマさん映像の全容判明 - www.fnn.jp アニメ専門チャンネル「アニメタイムズ」Amazon Prime Videoでスタート。約7,000話が見放題 - PHILE WEB - PHILE WEB Amazonタイムセール祭りで一番得する方法?まず「Amazonギフト券」を購入しよう - PHILE WEB - PHILE WEB 「IQOS(アイコス)」に新型登場、「IQOS ILUMA」「IQOS ILUMA PRIME」が国内発売 - 価格.com 有料動画配信サービスの利用率は28%、最多利用は「プライム・ビデオ」 - - ITmedia 今週新発売のおつまみまとめ! (2021年8月13日) - エキサイトニュース 映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』Amazonプライムビデオで独占配信開始! 『エヴァ』への「さようなら」は済ませたか? - ファミ通.com 16,500円割引、au「Galaxy S21 5G/S21+ 5G」が「5G機種変更おトク割」の対象に - 価格.com Amazon Music Unlimitedが実質6か月無料になるOCNのキャンペーンは8月22日まで!OCNモバイルONEユーザーも利用可能 - GAPSIS オプトインキュベート、出張料理サービス「PRIME CHEF」を森トラストへ事業譲渡 - PR TIMES 韓国ドラマ『その男の記憶法』、主演が語る今までの“記憶喪失系ドラマ”との違い(MusicVoice) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース アップル、Apple TVのアプリをアップデート――プライムビデオなどに対応 - ケータイ Watch Amazon、第34回東京国際映画祭で「Amazon Prime Video テイクワン賞」を新設 (2021年7月21日) - エキサイトニュース 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』日本でも配信決定!8/13よりAmazon Prime Video独占 - PHILE WEB - PHILE WEB Amazonとライフコーポレーション、生鮮食品の最短2時間配送サービスの対象エリアを神奈川県と兵庫県においてさらに拡大 - PR TIMES ウォルト・ディズニー・カンパニー 2021年エミー賞で数多くのノミネートを獲得 - PR TIMES 8月13日(金)より配信の『ようこそ東映殺影所へ』にアイドルグループのメンバー役で桃月なしこ、寺本莉緒、工藤遥出演! - スクリーンオンライン Amazonタイムセール祭り、7月16日9時から - ケータイ Watch Amazonプライムビデオの履歴を削除する方法!履歴を残さない方法も解説 (2021年7月7日) - エキサイトニュース シン・エヴァ劇場版、8月13日からPrime Videoで独占配信 ただし日本除く - Engadget日本版 「Amazonプライム」1年無料の切り替えに注意 - ケータイ Watch パナソニックの完全ワイヤレスイヤホンが当たる! Amazon Musicの音楽を聴くだけで参加できるキャンペーン - Engadget日本版 『ジュマンジ/ネクスト・レベル』に『ジョーカー』も登場!Amazonプライムビデオの7月ラインナップが解禁 (2021年6月23日) - エキサイトニュース アンダーアーマーやニューバランスのマスクも30%以上割引に!夏前に買っておきたいマスクまとめ【Amazonプライムデー】 (2021年6月22日) - エキサイトニュース Amazonデバイスのプライムデー対象商品をチェック――最新の「Fire HD 10」が6000円オフ - ケータイ Watch Amazonプライムデー、本読み放題「Kindle Unlimited」が3ヶ月99円に! - PHILE WEB - PHILE WEB アマゾンプライムデーでSIMフリースマホがセール、「Redmi 9T」が1万3992円など - ケータイ Watch 携帯に便利なFire HD 8インチモデルが5680円にてセール中:Amazonプライムデー - Engadget日本版 Amazonプライムデーで「AQUOS sense5G」が2万3650円、gooSimsellerから - ケータイ Watch HyperX、Amazonプライムデーで最大43%オフのビッグセール (2021年6月17日) - エキサイトニュース 【Amazon得報】50種55点の駄菓子詰め合わせセットが15%オフで2,184円! (2021年6月17日) - エキサイトニュース 「人類の知らない宇宙の残酷さ」を描くアクションRPG『Dolmen』2022年に発売へ。HPラヴクラフトや近代ポップカルチャーの影響を受ける作品(電ファミニコゲーマー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ビリー・アイリッシュ、キッド・カディ、H.E.R.が出演するプライムデーコンサートの予告編が公開 - https //www.udiscovermusic.com/ 「Apple Music」VS「Amazon Music HD」、音がいいのはどっち? ハイレゾストリーミング比較試聴してみた (1/2) - PHILE WEB - PHILE WEB Amazon Music HD、日本でも追加料金なしで提供開始 - PHILE WEB - PHILE WEB ハリウッド映画でメカデザインを手がけるアーティストが再構築した「エヴァ第13号機」 - 価格.com Googleフォト容量無制限まもなく終了、Amazon Photosは乗換先として優秀か検証してみた - Engadget 日本版 ユアサプライムス、音声操作できるDC扇風機「コトバdeファン」新モデルなど - 価格.com ユアサプライムス、「換気モード」を搭載したDCサーキュレーター「YL-DCL20CFR」 - 価格.com 今年は“特撮イヤー”、いちばん熱くなれる配信サービスはどれ?Amazon/Netflix/Huluを徹底比較 (1/3) - PHILE WEB - PHILE WEB Amazon Prime Video、映画『アクアマン』『運び屋』など5月配信。人気バラエティ『相席食堂』のシーズン4も - PHILE WEB - PHILE WEB PRIME CHEF、ホテルとのパートナーシップ連携プランを開始 ホテル内客室にて、出張料理人によるオリジナルコース料理の提供が可能に - PR TIMES 「Amazon Music Unlimited」が3ヶ月無料に!新規登録キャンペーン、5/24まで - PHILE WEB - PHILE WEB 伊藤さとしのプライムフィッシング【春は底釣りが面白い:第1回】 (2021年4月5日) - エキサイトニュース 2021年アカデミー賞はストリーミングが大旋風! チェックしておきたい配信映画5選。 - 注目の海外ドラマトレンドをお届け。 | VOGUE GIRL - http //voguegirl.jp/ Amazon Musicアプリに「カーモード」追加。移動中でも見やすいシンプル表示 - PHILE WEB - PHILE WEB 実は4種類もあるAmazon Musicの各プランを徹底解説 - Engadget 日本版 ドコモのメイン回線を「ahamo」に乗り換えたら、何か困ることがあるが検証してみた - ケータイ Watch 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」冒頭12分がAmazon Prime Videoで配信中 - Engadget日本版 Amazonプライム・ビデオで3月に配信終了の作品【洋画・海外ドラマ】 - フロントロウ アンジェリーナ・ジョリー主演の新作スリラー「Those Who Wish Me Dead」は5月米公開 - 映画.com 福島沖地震 企業動静 三井化、千葉・市原工場が停電停止 エチレンプラント回復に10日程度 - 日刊工業新聞 Amazon Prime Videoが2月配信作品発表。『かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦』や『ドキュメンタル』シーズン9など - PHILE WEB - PHILE WEB auがバンドルプランの料金見直しを告知 「使い放題MAX」開始に伴い - - ITmedia Amazon Music Unlimitedの3ヶ月無料キャンペーン、本日まで! - PHILE WEB - PHILE WEB 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 - PR TIMES 劇場版『ポケモン』シリーズ22作品がAmazonプライムビデオで一挙配信! - 電撃オンライン au 5Gに「Amazonプライム」をバンドルした料金プランが登場 12月11日から順次提供開始 - - ITmedia Amazon Prime Video、『ボヘミアン・ラプソディ』独占配信。『進撃の巨人』 3期まで一挙配信も - PHILE WEB - PHILE WEB 甘酸っぱい3種のベリーと3つの食感が織りかさなる「~果実の花サブレ~プライムベリーサンド」 洋菓子のウイッシュボンより10月21日に新発売! - アットプレス(プレスリリース) Amazonプライム・ビデオにプロフィール機能追加。6人分まで登録可能 - PHILE WEB - PHILE WEB Amazonプライム・ビデオのWindows 10アプリはオフライン再生も可能 - Engadget 日本版 Amazonで見放題“できなくなる”作品に『言の葉の庭』『FGO』『炎炎ノ消防隊』など追加 - PHILE WEB - PHILE WEB Prime Videoチャンネルにて、24時間最新情報を伝える2つのニュースチャンネルを無料公開開始 - PR TIMES Amazon Prime Video、映画『すみっコぐらし』の独占配信スタート - PHILE WEB - PHILE WEB Amazonプライム・ビデオの有料チャンネルに「シネフィルWOWOWプラス」が追加 - PHILE WEB - PHILE WEB 「プライム・ビデオ」でファミリー向けコンテンツが続々配信 「ウィッシュンプーフ」などの字幕版も - アニメハック プライムウィッシュ <成分解析課> プライムウィッシュの95%は海水で出来ています。プライムウィッシュの5%は歌で出来ています。 ページ先頭へ